2週間でマイナス8キロ!? 大会前の苦労はつきもの、マッチョ女子大生の減量あるあるとは




バズーカ岡田先生が顧問を務める日本体育大学ボディビル部。今回はそんな肉体派の部活動から、3人の女子部員がVITUP!動画コンテンツ「美筋女子TIME」に出演してくれました。

左から生駒さん(3年)、林さん(4年)、小林さん(2年)

【トーク動画】日体大三人娘が登場。あなたはなぜ“筋肉の世界“に!?

話を聞いたのは4年生の林美緒さん、3年生の生駒千景さん、2年生の小林菜夏さんの3人。林さんと生駒さんはパワーリフターであり、小林さんはビキニフィットネス選手という異なるフィールドで戦っています。トークの中でひとつ話題に上がったのが減量についての話。それぞれのエピソードに「あるある!」と共感が起こりました。

とくに減量で苦労が多かったと語ってくれたのが4年の林さん。一人暮らしを始めて誘惑が少なくなったことで少しは減量が進むようになったと言います。「意地でも間に合わせる」という根性で幾度となく軽量をクリアしてきたそうで、水抜きを駆使して2週間でマイナス8キロを成功させた経験もあるそうです。

日頃は食べることが大好きな林さん

もともと細身の3年の生駒さんにも減量はつきもので、高校時代は実家暮らしで親が食事を管理してくれていたとのこと。今は一人暮らしとのことで、親から送ってもらったレシピを駆使して料理をしているそうです。

アルバイトをしている飲食店では競技への理解をしてもらっているとのことで、まかない飯も減量仕様のものを用意してもらえるなど、周囲からの支えに感謝の思いを語りました。

ある程度は食べ物で調整するというものの「水を抜くと一番体重が落ちます。最終手段ですね」と語ってくれました。過酷な減量とならないためにも、日々の体重管理も必要な要素なのかもしれません。

減量仕様のまかない飯

パワーリフティングで出場階級にエントリーするためには、試合2時間前の計量で規定体重をクリアすることが必須。体の見え方をよくするために減量するボディメイク競技とはまた違った意識があるのでしょう。

一方の小林さんはというと、実家暮らしということもあり日頃から食事管理にはかなり気を遣っている様子。減量用の炭水化物は焼き芋が自身に合うとのことで、野菜やなめたけなどを盛りつけた鮮やかな減量食を見せてくれました。

小林さんの減量食

ノートでトレーニングの記録をつけるなどキッチリ派の小林さんですが、時にはお茶目な一面も。「オールジャパン・ジュニア・フィットネス・チャンピオンシップス2023」に向けて現地・金沢で最後に汗をかいて絞ろうと温泉に向かったところ「(ステージ用に体を)カラーリングしていたら温泉に入れないの知らなくて(笑)」とあと一歩のところでお預けを喰らったこともあったといいます。

競技は違えど3人に共通するのは、減量含め競技に真摯に取り組んでいるということ。日本の未来を担う筋肉女子になるかもしれない彼女たちのさらなる成長に期待です。

【トーク動画はこちら】

文/森本雄大
写真提供/林美緒、生駒千景、小林菜夏
取材協力/日本体育大学ボディビル部