あこがれた体は孫悟空。日常茶飯事のトレーニングで手にした『自信』と『健康』




「理想とする体型は?」というのはコンテスト選手へのインタビューの常套句だが、そこでは十人十色の価値観と出会うことができる。SUMMER STYLE AWARD最終予選(11/26)でSPORTS MODEL部門のオーバーオール優勝に輝いた助政桂多は、幼少期のあこがれがその答えに反映されていた。

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「子どもの頃にドラゴンボールの孫悟空にあこがれました。バキバキの体はカッコいいですよね。学生時代は野球部だったんですけど、筋肉をつけたくてベンチプレスをよくやっていました」

社会人になってからは消防士やハイパーレスキューの隊員として活躍。仕事のためにもトレーニングは日常茶飯事となり、さらに筋トレと向き合う時間は長くなった。そしてその“好き”を活かすべく、パーソナルトレーナーの道へ足を踏み入れた形だ。

人の体を変える立場であるからこそ、自らがお手本でありたいという思いも生まれた。

「自分がしっかり鍛えて、お客様にトレーニングの魅力を伝えられる存在でありたいです。筋トレの魅力は、見た目が変わることで自分に自信がつくことや、健康になることですね。体を鍛えていると、周りからの目も変わる気がします」

磨き上げたボディでサマスタに参戦し、ステージで爽やかな魅力を放出している助政。今年の『JAPAN PRO GRAND PRIX(12/10)』での入賞は叶わなかったが、次なる挑戦に向けて歩みを止めることはない。

「最終予選(11/26)でプロカードを獲ることができたので、プロ戦でもちゃんと上位を獲れるような取り組みをしていきます」

年を重ねるごとに己がアップデートされ、それが新たな目標へと変わっていく。筋トレで培った自信と健康を旗印にし、今後も助政はトレーニングライフを歩んでいくだろう。

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