磨き上げた健康美を競うBEST BODY JAPAN(ベストボディジャパン/BBJ)。シーズン8戦目となる『千葉大会』が千葉市民会館にて開催され、フィットネスモデル部門レディースクラス(35歳~49歳)で河本眞希がグランプリに輝いた。
BBJの年間の集大成である日本大会において、2022年、2023年と総合グランプリを2連覇している河本。そんな彼女にとって千葉大会は、デビューイヤーである2021年に出場した思い出の舞台でもあった。
【フォト】“鬼マキさん”が千葉に凱旋 日本を制した美ボディを披露
「またここに戻ってこれてすごくうれしいですね。今年はBBJ公認講師としても、日本大会チャンピオンとしてもフィットネスモデル部門を盛り上げていきたいと思い、早い時期から地方大会に出ることにしました。前回は準グランプリだったので、今回グランプリを獲れてよかったです」
現在の美ボディからは想像できないが、かつては体重94kg、体脂肪率46.2%という肥満体型だった。『親方時代でした』と振り返る本人だが変わることを選び、試行錯誤の末にマイナス45kgの減量に成功。その鬼痩せこそが、ニックネームである“鬼マキさん”の由来となっている。
そんな彼女の原点は『なりたい自分になる』という気持ち。目指す自分になれた今だからこそ、悩む女性たちに伝えたいことがある。
「なりたい自分になれるように突っ走ったからこそ、今の自分があります。そもそも始めようと思わなかったら今の自分がないので、始めようと思う気持ちってすごく大事にしてほしいと思います。途中でやめてもいいし、挫折してもいいし、後ろに返ってもいいと思うんです。まずはやろうという気持ちを大事にしてほしいなって思います」
ここから目指すのは頂点のさらに先。BBJ日本大会での総合グランプリ3連覇という境地だ。もう一段ギアを上げ、今シーズンもトップスピードで走り抜ける。