ドリンクといってあなどるなかれ
最近、編集部の周囲で話題になっているドリンクタイプのプロテイン。プロテインの含有量が多く、ガチでトレーニングに取り組んでいる人たちの間でも注目を集めているということなので、編集部でも購入して飲んでみました。
まず、試してみたのはフィットネスショップが販売している「プロテインドリンク40」という製品。その名の通り、500mlのペットボトル1本で40gのプロテインが摂れるというから、かなり優秀な製品といえます。
味のほうも「プロテインがいっぱい入っているな」という感じ。グレープの爽やかな風味の中に、しっかりプロテインの味が残っています。
プロテインを多く含んでいるため、ドロっとした飲み心地は同じですが、こちらのほうがプロテインの味との相性は良いように感じました。
ただ、どちらも飲んだ後に水分が欲しくなる感覚はありますね。飲みやすいのは確かですが、そういう意味では、粉のプロテインを溶かして飲むのとあまり変わらないかもしれません。
続いて、DNSの「プロエックス」というプロテインドリンクも試してみました。こちらも350mlで約30gのプロテインを摂取できるという、なかなか優秀な商品です。
やはり、プロテインが多く含まれているだけにドロっとした飲み心地。でも、飲み終わった後にノドに残る感じは思ったほどではないですね。
マンゴーの味も濃くて、割りとおいしいです。
個人的には「プロテインドリンク40」のヨーグルト味が一番飲みやすく感じましたが、この辺は味の好みの問題もあるでしょうね。トレーニング後のゴールデンタイムに素早くタンパク質を摂取するという意味では、どれも優れた商品だと思いました。
粉のプロテインを溶かすのが手間に感じる人や、どこか粉っぽい感じが苦手という人は、ドリンクタイプを試してみるといいかもしれません。味については好みのものと出会えるまで、いくつか試してみるのがいいと思います。
文/増谷茂樹