全12競技が行なわれたマッスルゲート東京ベイ大会(7月6日開催)において、もっとも多くの選手がエントリーしたのがメンズフィジークだ。年々ボディコンテスト出場者が増加する中で、男子の人気競技であり続けている。
マッスルゲートにおいてはその出場者の多さから、初出場の選手に限った「新人の部」、23歳以下の「ジュニアの部」、50歳以上の「マスターズの部」、そして全選手を身長別に分ける「一般の部」と、カテゴリーを分けて審査を実施。多くの選手に、優勝の可能性がある形で大会を行なっている。
コンテストの登竜門と呼ばれるように、大会出場経験の少ない選手が多数参戦しているが、現在の日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)が主催するメンズフィジーク競技のチャンピオンである伊吹主税も、2020年のマッスルゲート神戸大会で優勝し、その後の躍進につなげている。年々、大会出場者のレベルも確実に向上しており、将来のトップフィジーカーも今後、このマッスルゲートから現れるかもしれない。