コンテスト選手の登竜門として人気な「マッスルゲート」。8月17日に開催された仙台大会でも、この日が大会デビューとなった選手が多くいた。女性らしい健康美を競う、ビキニフィットネスマスターズの部(35歳以上)で3位入賞をはたした川音真美もそのひとりだ。
「約10か月前からジムでスタッフとして働き始めて、筋トレに触れる機会が多くなったんです。それで私も鍛えてみようかなと思いました」
もともと体を動かすことが好きだった川音。いざ筋トレを始めてみると、初めて味わう魅力に夢中になった。
「重量が上がっていったり、体が変わっていくのがすごく楽しくて、ハマってしまいました。一気に変わるのは難しいんですけど、コツコツ積み重ねていくことで、『自分って変われるんだ』と自信がついていきました」
初舞台の緊張も「何も失うものがないので、とにかくステージを楽しもうと思いました」と前向きに変換した。狙っていた金メダルには手が届かなかったが、これからもコンテストに出場したいと意気込む。
「初の大会、めっちゃ楽しかったです。緊張より楽しさが勝って、『次も出たいすぐさま』っていう感じです。減量も初めてだったんですけど、そこまで下げ幅は大きくなかったですし、食事をクリーンにしただけで体脂肪は落ちていったので、自分なりに試した方法が合っていたのかなと思います。筋量が足りないところを補って、次戦に向けてがんばります」
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