9月1日、宮城・仙台電力ホールにて、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催の「第4回日本クラシックフィジーク選手権大会」が開催された。
近年、人気が高まりつつあるクラシックフィジークは、ボディビル競技の中でも、より「審美性」が問われるカテゴリー。身長に対して体重制限が設けられており、筋量が多ければいいというわけではないところが、勝負の綾となる。バキュームポーズ、クラシックポーズといった、他カテゴリーにはない規定ポーズが見られるのも魅力の一つ。
今大会は身長別4階級と、マスターズ(40歳以上)2階級で勝負が争われ、各階級王者によるオーバーオール審査の末に、五味原領が昨年に続き2024年の日本一の座を掴んだ。日本体育大学を卒業して5シーズン目の五味原は、昨年のIFBB世界選手権でも金メダルを獲得しており、日本が誇るクラシカルボディを堂々と見せつけた。
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