JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催の男子ボディビル及び女子フィジークの階級別日本一決定戦「第28回日本クラス別ボディビル選手権大会」が9月8日、静岡・富士市文化会館ロゼシアターにて行なわれた。
男子は体重別9階級、女子は身長別3階級に分かれて各クラスの2024年の日本一を決めるこの大会。優勝者は10月に行なわれる無差別級の日本選手権でも上位争いに食い込んでくる可能性が高く、どの階級も見逃せたい戦いが続いた。
全ての階級も目が離せない戦いではあったが、中でも、須江正尋、吉岡賢輝、松尾幸作ら日本選手権ファイナリスト経験者たちに加え、今年のミスター大阪・藤井貫太朗らが出場した70kg以下級は誰が優勝してもおかしくない激戦区となったが、吉岡が2年ぶりの王者奪還を果たした。また、85kg以下級では、ボディビルへの一時転向以降、悔しさを多く味わってきた山本俊樹が悲願の金メダルを獲得した。
今大会の終了をもって、JBBF主催のボディビル競技の大会は、1週間後に福岡県北九州市で行なわれる日本マスターズ選手権と10月6日の日本選手権を残すのみとなった。2024年シーズンもいよいよ終盤へと向かっていく。
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