骨格細め、むちむち体型がコンプレックス 27歳・ヨガインストラクターが筋トレでメリハリボディをGET




「人一倍緊張しいで、今日ももちろん緊張したんですけど、どちらかというと楽しかったです。絶対的な自信を持つことが今回のテーマだったので、そこはクリアしてステージに立てたと思います。じつはすごく震えていたんですけど、表現したかった自信が伝わって、一騎打ちに残れたのかなって思います」

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そう笑顔で話すのは、ヨガインストラクターを務める馬場風奈(ばんば・ふうな)、27歳だ。彼女は健康的な肉体美を競う「BEST BODY JAPAN」(ベストボディジャパン、BBJ)の「首都圏大会」(10月20日開催、サンシティホール)に出場し、モデルジャパン部門ガールズクラス(18歳~29歳)の準グランプリに輝いた。

「去年、何かに挑戦したいと思った時にベストボディジャパンを知って、出たいなと思いました。選手のSNSやいろいろなところを調べたら、コンセプトなども自分が求めていたものにぴったりで、『これだ!』って。その日はビビッときて眠れなくなりましたね。その年の日本大会もちゃんと見て、今年の初出場に向けて準備してきた形です」

20代前半からヨガに取り組み、4~5年前からは少しずつボディメイクにも着手。大会出場を決めた昨年から本格的なトレーニングを始めた。

「もともと細身ではあったので、痩せたい願望はあまりなかったです。ただ、骨格が細い割に体脂肪が多くて筋肉がなかったので、細いのにどこかむちむち体型なのがコンプレックスでした。メリハリがない体という感じでしたね。トレーニングを取り入れて、筋肉でのボリュームがついてメリハリが出るようになって、そういう変化が面白くてハマりました」

今大会でBBJ年間の集大成・日本大会(11月24日、両国国技館)前の予選出場を終えた馬場。目指す舞台に向けて最後まで走り抜ける。

「とにかく自分を信じて、日本大会のステージに立とうと思います。みなさん、もちろんやってきていると思うんですけど、私もやるべきことをやってきた自信がありますし、自分に嘘をついてやらなかったとかもないです。今まで積み上げてきたことを表現して一番輝いてきます」

取材・文・写真/森本雄大