誰もが一度は抱くであろう夢。ここではボディコンテスト団体「SUMMER STYLE AWARD」(サマスタ/SSA)のプロ選手である千原由理奈さんの原点を紹介する。
彼女はオリックス・バファローズ球団公式ダンス&ヴォーカルユニット『BsGirls(ビーズガールズ)』で活動した経歴を持つ元ダンサー。ひとたび舞台に上がれば、磨いた美ボディとダンス仕込みの表現力で観客を魅了する。そんな彼女の原点はダンス&ボーカルグループ・EXILEである。
EXILEとの出会いは小学生の頃。ある日見たパフォーマンスに心を射抜かれた。当時、全国大会入賞の腕前を誇った空手を辞め、情熱のままにダンサーになる夢を追いかけた。
ダンスの道を進む中でさまざまな経験をした。体づくりのために始めたトレーニングもそのひとつだ。ストイックな彼女にボディコンテストはぴったりとはまり、ダンサーとしての夢の先へと彼女を突き動かした。
現在、フィットネス業界で活躍する彼女が目指すのは、自分の経験をもとに人の幸せに貢献すること。音楽に合わせて体を動かす、ブレイクダンスとフィットネスを掛け合わせたエクササイズ『HIIT THE BEAT』の講師、代表取締役を務める企業でのフィットネス関連事業なども取り組みの一部だ。
サマスタ年間の集大成「JAPAN PRO GRAND PRIX」(12月8日、ベルサール渋谷ガーデン)を間近に控えた千原さんは、原点であるEXILEのライブを訪れていた。そんな彼女は自身のInstagramで、このようなメッセージを綴っている。
「夢を夢で終わらせない。夢は追い続けるもの。EXILEに憧れて夢を追ってきたからこそ自分もそういう存在になりたかった。その思いは変わらず今がある。また頑張ろうと思える刺激を沢山。ありがとうございました」
プロ戦の日付がボーカル・TAKAHIROの誕生日と同じという偶然もあり、より心に火が付いたようだ。夢を追った先で見つけた新たなステージで、彼女は挑戦を続けていく。
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