初心者トレーニーを中心に人気を集めるボディコンテスト「マッスルゲート」。ゴールドジムが主催しており、エントリーの募集が開始されるや否や締め切りとなる大会もあるなど、まさに大盛況。11月4日に千葉・市川市文化会館にて行なわれた「マッスルゲート関東大会」には、ダブルエントリー含めて350近いエントリーが集まり、中でもメンズフィジークはこれまでと変わらず、男子最多人数が出場した。
その出場人数の多さや、コンテスト初出場の選手も多数エントリーすることから、マッスルゲートのメンズフィジークは一般の身長別階級のみならず、新人の身長別階級も設けられている。また、ジュニア(23歳以下)とマスターズ(40歳以上。エントリー人数によってさらに身長別に分けられる)の年齢別カテゴリーもあるため、自分にあった階級で、かつ入賞のチャンスを得られることになっている。
今大会においても、若手からベテランまで多数の選手がお気に入りのサーフパンツを着用してステージに立った。新人階級は「このカテゴリーでのコンテスト出場が初めて」という条件があるため、まだ身体の仕上がりやポージングの練度は浅い選手ばかりだが、中にはすでに一般カテゴリーでも活躍できるような選手も見られるのがマッスルゲートの面白いところ。
JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催大会で実績を残した選手の中には、マッスルゲートがデビュー戦だった選手や、2019年ボディビル王者の横川尚隆や、今年の日本選手権で強烈なインパクトを残した扇谷開登らも、フィジーク競技からキャリアをスタートさせている。マッスルゲートの新人階級の中にも、将来のスターが眠っているかもしれない。
▶次ページ:メンズフィジーク新人・ジュニア・マスターズフォト