元・アパレル店員がビキニ挑戦で魅せた肉体美「丸みがあって、ぎゅっと引き締まった体を目指してきた」




走り続けた2024年は、彼女にとって挑戦の1年だった。ボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD」(サマスタ/SSA)で活躍する藤橋綾は、アパレル店員時代にハマった筋トレにのめり込みコンテストに出場。今ではモノキニ着用・BEAUTY FITNESS MODEL部門の団体公認プロ選手にまで到達した。

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今年は主戦場とするカテゴリーから舞台を変え、よりアウトラインの評価がシビアになるBIKINI MODEL部門で大会出場を続けた。12月9日開催の「FINAL」でtallクラス(161cm以上)5位という結果を残した彼女の肉体美には、ここまでの努力が凝縮されていた。

「今までのビューティーとは違うということで、体づくりをいろいろ試行錯誤した1年でした。下半身と肩の筋量が弱かったので、そこの部分はとくに意識しましたね。体の幅はあるけど丸みがないといった感じだったので、ボリュームをつけるところはつけて、丸みや立体感のあるボディを目指しました」

かつては肩幅がコンプレックスだった彼女だが、ステージに立つうえではボディラインを強調するための武器になった。引き締まったウエストから肩にかけての三角形のアウトラインでメリハリを表現し、ステージを華やかに彩った。

「筋トレの魅力は自分に自信が持てることだと思います。トレーニングはハードなものですけど、それを乗り越えていく過程が大事ですよね。今は結構、人生のいろいろなことが乗り越えられそうな気がしています」

現在の体の出来を問うと「半分くらいですね」と向上心を見せた藤橋。今後はさらに筋量が求められるBETTY部門への挑戦も視野に入れていると力を込めた。

トレーニングで培った自信を胸に、さらなるステージへと歩を進める。これからの挑戦においても、積み上げてきた努力が彼女を支えてくれるだろう。

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