【ちびめがメガネ】オールジャパン・フィットネスビキニ選手権など3大会のみどころと注目選手を紹介!




注目のボディビル・フィットネス大会のポイントやみどころを、観戦マスターのちびめがが語るこのシリーズ。今回は、3連休の最終日に行われる3大会について紹介してもらいます。

◆◇大会情報◇◆

●開催日
2018年9月24日(月・祝)

●大会名
第5回 オールジャパン・フィットネスビキニ選手権大会
第12回 オールジャパン・ミスボティフィットネス選手権大会
第23回 オールジャパン・ミスフィットネス選手権大会

※この大会は、2018年10月26日(金)~28日(日)にポーランドで行われる世界フィットネス選手権大会の派遣候補選手の選考大会にもなっています。

●会場
東京都北区・北とぴあ(アクセスは⇒こちら

◆◇競技説明◇◆

フィットネスビキニ、ボディフィットネス、フィットネスでは共通してLウォーキング、ラインナップ、クォーターターンが行われて審査されますが、フィットネスビキニだけはラウンドⅡと呼ばれる決勝審査でLウォーキング、ラインナップ、クォーターターンに加えてTウォーキングとスリーステップフォワードが行われます。

フィットネスビキニでは出場者増加により、過去のオールジャパンフィットネス選手権で12位以内、昨年及び本年度のブロック大会にて6位以内等のクオリファイが設けられています。そのため、競技としての歴史は短いものの、とてもレベルが高く、見応えがあります。

フィットネスビキニ、ボディフィットネス、フィットネスでは共通して競技用ビキニとハイヒールを着用しての審査が行われます。競技用ビキニは色や柄の規定が無いため、選手のセンスや大会にかける思いが表れており、競技用ビキニを見比べるだけでも楽しめます。また、フィットネスでは更にコスチュームを着用して行われるパフォーマンスの審査があり、このコスチュームも特に規定が無いため、パフォーマンスのコンセプト等を知ることが出来、パフォーマンスと合わせてエンターテイメント的にも楽しめます。

フィットネスビキニ、ボディフィットネス、フィットネスでは共通して、肌の質感(色、滑らかさ等)顔立ち、ヘアースタイル、メークアップのトータールパッケージが審査のポイントの要素となっています。審査の違いとしては、フィットネスビキニでは身体全体のバランスの良さが重視されているため、ウェストのクビレ、ショルダーライン、ヒップライン、脚のライン等が審査ポイントとなっております。一方、ボディフィットネス、フィットネスでは、引き締まった身体が求められているため、上体のアウトライン(V字)、腹部や背部の筋肉のセパレーション等が審査ポイントとなっております。これらのポイントに注目して順位を予想するのも、観戦の醍醐味のひとつです。

◆◇注目選手◇◆

フィットネスビキニ

・35歳超級158cm以下級:昨年の優勝者であり、世界選手権、アジア選手権等も経験している秋本 明子選手
・35歳超級163cm超級:昨年2位、今年のスポルテックカップにて2位の結果を残している長瀬 陽子選手
・35歳以下級158cm以下級:唯一昨年の1位から3位が出場しており、その1位から3位の許 冴恵選手(1位)、杉山 亜希選手(2位)、山口 あずさ選手(3位)
・35歳以下級163cm以下級:昨年の1位から3位が欠場する中、ウォーキングから身体能力の高さがうかがえる、今年の関東フィットネスビキニで優勝してる倉畑 優奈選手。また、今年のスポルテックカップにて3位の結果を残している田上 舞子選手
・35歳以下級163cm超級:2015年の出場から優勝し続けている安井 友梨選手

ボディフィットネス

・158cm以下級:今年のスポルテックで優勝の石井 ゆき子選手、今年の東日本女子フィジークと関東ボディフィットネスの両方で優勝の矢野 かずみ選手
・163cm以下級:選手層の厚いカテゴリである中、昨年の優勝者の越川 順子選手と、今年のジャパンオープンの優勝者の弥陀 ミチル選手
・163cm超級:毎年表彰台をキープしている山本 選手加容子選手

フィットネス

・昨年の優勝者の椎名 智香子選手、今年のジャパンオープンの優勝者の竹田 博子選手。また、丹羽 裕子選手のパフォーマンスも人気があるので注目したいところです。

★大会の詳細は、JBBFホームページよりご確認ください

文・写真/ちびめが