プロレスリングEvolutionに所属する女子プロレスラー・ZONESが、“筋肉の登竜門イベント”マッスルゲート横浜大会(5月6日開催)に出場。ボディフィットネス、ウーマンズウェルネスの2部門にエントリーし、磨いた美ボディで2冠を達成した。
【全身フォト】プロレスとの両立でつくったZONESの美ボディショット
美ボディレスラー・ちゃんよたと「マッスルシスターズ」を結成するなど、筋肉美を全面に出して活動しているZONES。大会後は「半年以上減量に取り組んできたので、無事終わってほっとしています」と安堵の声を漏らした。打撃に耐えられる体が必要なプロレスと、減量も必要なボディコンテストの両立は容易ではないからだ。ましてや年間に100試合ほどこなす彼女の苦労は想像に難くない。
実際に大会の直前、5月3日のプロレス試合ではかなりダメージがあり、翌日は起き上がることも辛い状態だった。マッスルゲート出場を断念しようか迷うほどだったが、葛藤を乗り越えてステージに立ったZONESは仕上がった肉体美をステージで披露した。
「私はずっとトレーニングとボディメイクが大好きで1人で取り組んできました。その延長でプロレスをはじめ、今はレスラーとしても競技者としてもファンに応援してもらえて幸せに思っています」
ボディメイクで意識して取り組んだ点は、アウトラインを整えるトレーニングを丁寧に行なったこと。一番難しかったのはストレスと食事の管理。ストレスを溜めずに少しずつ脂肪を落とすことと、試合のスタミナと集中力を切らさないようにしっかり食べることを意識し、減量を進めていった。
「トレーニングでは、もともとはBIG3のトレーニングをガンガンやるのが大好きでしたが、試合と練習のダメージを抱えて高重量のウエイトをするのはケガのリスクも高いので、軽い重量で丁寧に集中してトレーニングを行ないました。いろいろありましたが、プロレスラーの生活と並行してボディコンテストに出ることは少し上達したと感じています。やっぱりコンテストのために自分と向き合う時間は楽しいので、まだまだ続けていきます。マッスルゲートのジャパンカップの出場権を手に入れたので、スケジュールが合えば挑戦したいです!」
以前には「地球で一番強くて美しいプロレスラーを目指す」と目標を語っていたZONES。ボディコンテスト出場もそのための取り組みのひとつだ。最大目標の達成に向け、今後も彼女は挑戦を続けていく。
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