内向的筋肉芸人・青木マッチョはなぜ愛される? 消防士をやめて激変した人生




TBSの朝番組「ラヴィット!」で大ブレイクをはたした筋肉芸人・青木マッチョ。ラグビー選手や消防士といった肉体を駆使した経歴もさることながら、「1000個を超える特技」も話題となっている。そんな彼にとある質問を投げかけてみた。

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Q.密かに才能があると思っていることは?

人の才能はいつ開花するかわからない。生活習慣や環境の変化などによって、今まで気づかなかった己の一面が活性化することもあるだろう。青木もそんな才能の芽吹きを肌で感じてきた。

「こういうことを言うのもどうかと思いますけど、『可愛がられ力』ですかね(笑)。芸人になってから先輩によくしていただくことが多くて、本当にありがたいです。過剰に気を遣っているわけではないんですけど、自然とそういう関わりができているので才能なのかなと密かに思っています」

中学で陸上部、高校ではラグビー部に所属してきた青木。とくにラグビー部はかなりの厳しさで、つねに監督や先輩から怒られる日々を送ってきたと言う。高校卒業後、就職して消防士になってからも叱られる日々は続き、筋肉隆々な見た目に持たれる周囲からの期待と、内向的な性格のギャップが悩みの種だった。

しかし、芸人になってからは状況が一変した。むしろ外見と性格のギャップが強みとなり、ありのままの自分で人気を博している。積み上げてきたトレーニングによって、周囲とのコミュニケーションも取りやすいのだと言う。

「芸人になってからとくに、どれだけ先輩でも筋トレを通じてコミュニケーションがとれると実感します。実際に鍛えている方からトレーニングについて質問されることもありますし、それこそ10年、20年先輩とも対等に話せるきっかけになっていますね」

彼にとって芸人であることは、楽しさに全振りした人生を送ること。毎日を楽しみ、素直で実直な人柄を持っているからこそ、先輩からも好感を持たれるのかもしれない。もちろん体育会系の中で身に着けた礼節も自然な形で人間力を底上げしているに違いない。ファンからも「筋肉芸人は苦手だったけど、青木マッチョは好き」という声があがっている。等身大の自分で生きる青木マッチョは、これからも多くの人に愛されていくだろう。

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