156cmの体に備えた筋肉・大きなハートで輝く元球児「鍛えた日はいい1日を過ごした充実感がある」




東京・北とぴあにて行なわれた「第33回東京ノービスボディビル選手権大会」(東京ボディビル・フィットネス連盟主催、5月3日開催)では、激戦区・東京を舞台に熱い闘いが繰り広げられた。

【フォト】東京で輝いた佐藤のマッスルボディ

そんな中、ミスター55kg以下級(男子ボディビル55kg以下級)を制したのが佐藤裕太(24)だ。身長156cmと小柄ながら、ステージでの彼はひとまわり大きく見えた。

「自分は身長が小さいので、大きく見えるようにポーズをとったりとか、普段トレーニングする中で肩まわりとか背中まわりなど、アウトラインを強化しています。もともとは野球をやっていて、野球をやらなくなってからトレーニングにのめり込んで、そこから大会にも出るようになりました」

現在の職業はトレーナーであり、好きを仕事にすることに成功した佐藤。トレーニングルーティーンは週5回、5分割で組んでいるという。今回の結果については「いろいろな人に応援してもらったりとか、気遣ってもらったので結果を出せて本当にうれしいです」と笑顔を見せた。

「トレーニングをすることによって、毎日を大事に使えるのがすごくいいと思います。1日も無駄にできないですし、鍛えた日はすごくいい1日を過ごした充実感がありますね。毎日積み重ねていくことがトレーニングの良さだと思います」

今後は6月28日に開催される「第39回東京クラス別ボディビル選手権大会」に向けてボディメイクを継続すると意気込んだ。小さな体に筋肉と大きなハートを備えた佐藤の挑戦は続く。

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