「自分の人生をしっかり生きたい」30代後半、結婚を機に芸人の道へ 目指すは“服を着ていてもわかるマッチョ”




千葉・浦安市文化会館で行なわれた「マッスルゲート東京ベイ大会」(6月28日)。コンテストの登竜門イベントとして人気を博す今大会において、ウーマンズレギンスフィットネス163cm以下級の頂点に立ったのは大塩美香(40)だ。

職業はお笑い芸人。コンビ「タンドリーランドリー」の“いしはらみかん”として活躍する彼女は、アルバイトと掛け持ちしながら夢を追う生活を送っている。

【フォト】マッチョを目指す大塩のレギンス美ボディ

芸人を志したのは5年前、「結婚を機に、自分の人生をしっかり生きたいと思ったのがきっかけです」と振り返る。そんな中で彼女がトレーニングを始めたのは、相方(やすお)の鍛えられたボディに刺激を受けたことが発端。「ムキムキになったら面白いのでは?」と筋トレをスタートすると一気にのめり込み、2年前からはボディコンテストへの挑戦を敢行するほどになった。

「ふたりともムキムキで売り出していければと思って、そのためには大会で賞を獲ったら箔がつくかなと思いました」

以前は別団体のコンテストに出場し、挑戦初年度では入賞できたが翌年は振るわず。マッスルゲートの存在を知り、「自分に合っていそうだ」と感じてからは、「#2か月後のボディメイクの大会で優勝するアラフォー女芸人」と題したショート動画を毎日配信しつつ、モチベーションを高めてトレーニングに励んできた。その結果が実を結び、今大会の優勝につながった形だ。

「動画を投稿することで自分の体を客観的に見られますし、温かい応援のコメントが励みになりました。今後は服を着ていてもマッチョだなとわかるくらい、マッチョになりたいです。芸人としては自分が面白いと思うことを突き詰めていきたいです」

芸人としての個性と筋トレへの情熱。それらが融合し、彼女の魅力を一層引き立てている。今後もトレーニングを続ける大塩のさらなる飛躍に期待したい。

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