こんにちは、編集Yです。
季節の変わり目だからでしょうか。マンネリややる気の停滞・減退ってありますよね。今日は1日しかない。そんな立派な言葉を唱えても、やっぱり昨日と代り映えのしない今日に、うだつが上がらない自分はアップアップ。息も絶え絶えになりながらなんとかやっています。
そんな中先日、副編集長木村に同行してウィルチェアーラグビーの島川慎一選手の取材に行ってきました。記事は10月に公開予定なのでお楽しみに。
以前、私の好きな作家が「いろんなことを乗り越えてきて、それでも顔に力みがない・無理がない人からは学ぶことが多い」と語っているのを読んだことがあります。島川選手はまさにそんな方で、まるで力みがなく、自然体。質問に対して、それまでのどんな状況・ご苦労も「普通」に語られる。そんな姿にすっかりファンになり、インタビューの最後には撮影で同行していたにも関わらず、あとで木村に「質問じゃなくてほとんど人生相談だな」と言われるような質問をぶつけました。
Y:いろんな厳しい状況・ポイントがあったと思うんですけど、それでもウィルチェアーラグビーを続けてこられたのは何故ですか。
島川選手:うーん、それなんですよね。自分でもなんでだかわからないのだけれど、“もうちょっと続けよう”でここまで来た感じかな。基本的に負けたくないんですね。
もうちょっとだけ…限りある時間や資金のなかで、もちろん自分の適性も見極めながら、それでも続ける。その「もうちょっと」の道のりの、なんと険しいことか。
結果を急いで人と比較して、隣の芝生がギラギラに青く見えていた私は、「ゆっくり進もうよ」と声をかけてもらったような、温かな気持ちになりました。
色々あるけどもうちょっと、続けよう。