8/9(土)~8/10(日)、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールにて、SUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)「東京予選&ROOKIE CHALLENGE CUP東京予選」「JAPAN PRO CHAMPIONSHIP」が開催された。
“夏が一番似合う男性・女性を決める”をテーマに年間を通して熱戦が繰り広げられるサマスタにおいて、JAPAN PRO CHAMPIONSHIPは団体公認のプロ選手が集う夏の大一番。そんな舞台でPRO BETTY(筋量重視のビキニ着用カテゴリー)の準優勝に輝いたのが小栗絵理加だ。
日頃バーテンダーとして働く彼女にはファンも多く、サポーターや観客からの投票で決まる“推し選手賞”も獲得した。そんな彼女は大会後「今回は3位以内に入れたらいいなと思っていたので、2位になれたのはすごくうれしかったです」とプロ戦での過去最高成績について笑顔でコメント。応援してくれた周囲に感謝の思いを語った。
今回、彼女が注力したのはストレスフリーな減量だ。今までも食材に気を遣うなど工夫を凝らしてきたが、今回の減量期間の過ごし方には手ごたえを感じたと言う。
「代謝を切り替えてみたくて、普段はあまりやらないケトジェニックダイエットを取り入れました。代謝のスイッチが上手く入ったのか、最後までハイカロリーを摂りながら減量できましたね。あと、腸内環境にかなり気を遣いました。プロバイオティクスを摂ったり、クリルオイル(南極オキアミから抽出される油)を試してみたりという感じです。私の体型(身長145cm)に対して、1日1400~1500kcal摂りながら減量できたのでよかったです」
減量序盤に糖質を抑え、良質な脂質を多く摂取。脂質をエネルギーとして消費しやすい状況をつくったことが功を奏した。そこからはローファットな食事に切り替えつつ糖質の摂取量を増やし、トレーニング強度を維持。比較的ハイカロリーな食事で減量期を走り抜けた。自分に合う方法を見つけた彼女は、今後もさらなる成績アップに向けて意気込む。
「次は冬のプロ戦(JAPAN PRO GRAND PRIX、11/29~30)に出ます。BETTYは身長別に分かれているので、Shortクラスでも3位以内に入れたらうれしいです。今回、1位まで何かが足りないことがあらためてわかったので、さらに自分が成長できるきっかけになればいいなと思います」