FWJ初戦終え横川尚隆がコメント「世界との差はまだまだある、それは分かってる。でもその差は急速に縮まっている、間違いなくね」




11月1日に開催されたFWJ(Fitness World Japan)の「Japan Open 2025」のボディビル・オープンクラスに出場、6年ぶりのステージで見事に優勝をはたした横川尚隆が、自身のYouTubeチャンネルに大会直後の動画を公開した。

【フォト&ムービー】圧巻の筋肉を見せた横川のステージング

「楽しかったね、久々にすごい興奮した。なんか生きてるっていう実感が湧いた」と安堵の表情を見せた横川。このJapan OpenはFWJの中ではリージョナル大会の位置づけではあるが、準優勝のグエン・フォンをはじめ、決してレベルが低いわけではない。その中でも、以前から見違えるほど筋肉量はグレードアップしており、また日本人らしい練度の高いポージングやしっかりとした絞りも備えたことで、優勝を確実なものとした。

一方で、目指すところはまださらに先のところにある。

「俺が目指してるところは『ミスター・オリンピア(※)』優勝なんで。そこにね、まだまだ差はあるんですよ。それはもちろん自分でも分かってるし、そんなすぐに追いつけるレベルじゃないから。でも、世界のトップの選手たちとの差は急速に縮まってる、毎日、日が経つにつれてね。毎日毎日縮まってる、間違いなく」

「一番自分のこと信じてるので、必ずたどり着きたいと思います。まだ時間はかかるよ。でも、いくら時間かかっても必ず手にします。たった俺の個人の夢なのに、それに付いてきてくれて、応援してくれるみんながいるので。その人たちのためにも絶対に獲ろうと、今日思いました」

リージョナル大会出場を経て、次のステップはプロカード取得。その権利を得られる「Olympia Amateur Japan 2025」は11月22日・23日に千葉JPFドームで開催される(横川が出場するボディビルは23日の予定)。そこで好成績を残してプロカードを獲得できれば、同24日に行われるプロ戦「Japan Pro 2025」に出場できるが、これらの戦いで勝つのは横川であっても決して簡単ではない。約3週間の準備期間の末にどんな姿を見せてくれるのか、期待が高まる。

※IFBBが開催する国際的なボディビル大会で、プロ・ボディビル界の世界最高峰とされている

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