FWJ(Fitness World Japan)の「NUTRIMUSCLE PRESENTS Olympia Amateur Japan 2025」にてボディビルオーバーオール優勝を達成し、IFBBプロカードを獲得した横川尚隆が大会後、自身のYouTubeを更新して思いを語った。
「1日も、1回のトレーニングも、1レップも妥協しなかった自信があります。この1年間、トレーニングしてた以外の記憶がない。皆さんの日頃からの応援があって、一切妥協することなくできましたし、本当に、やりきったって言える」
1年前にFWJ参戦を表明してからの1年間をこう振り返った横川。時におちゃらけた姿、時に自信家の表情も見せてきたが、心の中では「プロカードを獲らなきゃいけない」というプレッシャーと戦っていたとこぼす。
「表には出さなかったけど、めちゃくちゃやっぱり不安はありました。こんなにものすごいプレッシャーを感じる人生っていうのは本当にありがたい。フィットネス業界はめちゃくちゃ大きいわけではないかもしれないけど、それでも今すごく盛り上がっていて、フィットネス業界の人たちみんなが見てくれていた。そのプレッシャーを楽しんでやれたけど、正直終わった瞬間、ちょっとほっとした。身体が楽になったな」
これで世界的なボディビルの最高峰であり、夢の舞台である「ミスター・オリンピア」に一歩近づいた。次のステップは、プロカードを持つ選手たちが集まる、いわゆる「プロ戦」で優勝し、目標としているステージへの出場権を獲得することだ。これまで以上に険しい道となるだろう。
「やっとスタート。こっからがスタート。でもなんかここからは、リラックスしていけそうかな。完全なる挑戦者として、格上の選手たちに挑めるから。またまだま自分の身体に全く納得してないですし、まだまだいけるんで、もっともっと進化する。来年もバンバン大会出るので。自分の夢に向かって、また明日からもっとトレーニングだな。休んでる暇なんかない、もっと高みを目指さないと」
プロボディビルダー・横川尚隆の挑戦はまだ始まったばかりだ。


