キュートさの裏に秘めた努力と根性 HKT48・市村愛里、超スタミナの原点に迫る




11月26日に14周年を迎えたHKT48。いわずと知れた福岡・博多を拠点としたアイドルグループだが、歌やダンスだけでなく、さまざまな個性を持ったメンバーが揃っていることでも知られている。

その中でも最近。ステージ以外でも注目を集めているのが“あいちー”こと市村愛里(いちむら・あいり)だ。

見事に選抜メンバーを勝ち取った市村(写真提供/HKT48)

【写真】スポコンアイドル・市村愛里のアザーフォト キュートなユニフォーム姿も

今から7年前、2018年11月26日に5期生の一員としてお披露目された市村愛里、当時から5期生は逸材揃いで将来を嘱望されていたのだが、さぁ、これからというタイミングでコロナ禍に見舞われ、かなり遠回りをすることになってしまった。そのため研究生から正規メンバーに昇格するまで1144日もかかっている(HKT48の歴史の中でももっとも遅い記録である)。

現在では選抜メンバーとして、グループの主軸的な存在となっているが、まさに努力と根性で現在のポジションを勝ち取ったといっても過言ではない。その根性は学生時代にスポーツで培われたものだという。

「バドミントンをやっていたんですけど、練習がすごく厳しかったんですよ。みなさん、テニスのほうが体力を使うと思いがちなんですけど、じつはバドミントンのほうがハード。ラリーがテニスよりも長く続いてしまうので、最後は本当に体力勝負になる。私も何度となく、あと一歩のところで体力が尽きて負けてしまい、とても悔しい思いをしてきたので、もうそんな思いだけはしたくないって走り込みとかを必死にやっていました。そうですね、そこで培った精神力と体力はアイドルになっても役に立っていると思います」

ステージで歌って踊るのがアイドルのお仕事だが、会場が広くなればステージも大きくなるし、大会場ほどコンサートの時間も長くなる。2時間以上のステージを昼夜2回公演、ということも珍しくはなく、当然のことながら相当な体力が必要になってくる。

「アイドルになったばかりのころは、体力づくりのためのレッスンもありました。キャリアを重ねていくと、だんだん体力の使い方がわかってくるので、そんなにトレーニング的なものは必要なくなってくるんですけど、最初はがっつりやりましたね。スポーツの経験がないと、たしかに大変かも」

アスリートとしてのポテンシャルはかなり高い、と思う。3年ほど前、ムックの企画で5期生メンバーによる運動会を開催したことがある。あくまで誌面用の企画で動画は収録していないので、メンバーには「写真だけだから、とにかくケガをしないことを大前提に安全第一で!』と伝えていたのだが、ラストのリレーになるとアンカーの市村愛里のリミッターが外れた。ビューンと音がしそうなぐらいの快足でゴールを駆け抜けたときの衝撃は今でも脳裏に焼きついている。

「あのときは空気を読まずにガチで勝負しちゃって、すみません(笑)。でも、やっぱり競争するとなったら負けたくないんですよねぇ〜」

そんな市村愛里の豪脚は、とんでもない大舞台で披露されることとなった(11月29日、午前9時公開の#2に続く)。

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