ノーバン投球で見せた超運動神経 “ホークス推しアイドル”・市村愛里、見据える次の挑戦とは?




この秋、HKT48・市村愛里のXがバズりにバズりまくった。

バズったネタはアイドルとしての活動報告などでなく、プロ野球のクライマックスシリーズ。彼女が熱烈応援している福岡ソフトバンクホークスの翌日のスタメンについて「ファースト栗原選手、ショート川瀬選手、サード野村選手とかはだめでしょうか……』と大胆な改革案をつぶやいたところ、なんと、そのまんまのスタメンが実現。

これにはSNS上でも『預言者だ!』「もはや市村監督」「小久保監督がマジで参考にしたのでは?」と話題沸騰。件のポストは116万インプレッションを突破し、さまざまなネットニュースで報じられるほどの大騒ぎとなった。

ユニフォーム姿も様になっている市村(写真提供/HKT48)

【写真】市村の色違いユニフォームやゴルフウェア姿

「本当になんの気になしに思っていることをつぶやいただけなんですけど、大変なことになってびっくりです! クライマックスシリーズはファイナルステージの全戦、チケットを抑えていたんですよ。今年のホークスなら早い段階で勝負が決まるだろうと思っていたら、まさかまさかの第6戦までもつれて、おサイフ的にはかなり痛い出費になっちゃったんですけど(笑)、突破できてよかったです!」

日本シリーズではスタメン予想がパーフェクトで的中し「9連単の女」としてまたまた話題に。地元のRKBテレビが放送した日本一特番にもゲストとして生出演するなど、すっかりホークスの「勝利の女神」としてファンや関係者からも認知されたようだ。心からホークスを応援していること、そして、めちゃくちゃ野球に詳しいことをたくさんの方に知ってもらえたからこその圧倒的支持だ。

お父さんもお兄さんも野球をやっていたので、小さい頃から野球には親しんできた。生まれは神奈川なので、ホークスを応援するようになったのはHKT48に加入し、福岡に住むようになってから。じつは彼女たちの本拠地であるHKT48劇場は、ホークスの本拠地・みずほPayPayドームに隣接した場所にあるのだが、そのみずほPayPayドームのマウンドに市村愛里は立っている。

8月20日に行なわれた埼玉西武ライオンズ戦のセレモニアルピッチに“登板”。メンバーと一緒にミニライブを行ない、そのままメンバーたちを背にしての投球となったが、彼女が投じたボールは見事にノーバウンドでキャッチャーミットに届いた。これも抜群の運動神経があってこその快挙だ。

始球式でのノーバン投球が話題を呼んだ(写真提供/HKT48)

「緊張しました! 普段からメンバーの栗原紗英ちゃんにキャッチボールの相手になってもらったりして、練習はしてきたんですよ。ちゃんと準備をしないとノーバウンドでは絶対に投げられないと思うんですけど、いざマウンドに立ったら、もう頭の中が真っ白になって、なんにも考えられなかった(笑)。あらためてプロ野球の選手はすごいなぁ〜って」

フルマラソンに続いて、またしてもスポーツウーマンぶりを発揮してみせた市村愛里。最近ではYouTubeの企画でゴルフにも初挑戦しているが、もうひとつ、チャレンジしたいことがある、という。

「それは富士山登頂です。子どものころ、一度、挑戦したんですけど、お父さんの立てたスケジュールが厳しすぎて、結局、頂上までたどりつけなかったので、次こそ、登頂したいんですよ! せっかくなので、私がアイドルとして活動している間に実現させたいなって考えています」

来年15周年を迎えるHKT48。当然、ステージでの活躍もグッと増えていくだろうが、それ以外のフィールドでもまだまだ市村愛里に注目が集まりそうだ。

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