FWJがドーピング検査ありの大会を開催「ナチュラル・プロクオリファイア」は国境を越えた熱戦に【プレイバック2025】




ボディビル・フィットネスコンテスト団体「FWJ(Fitness World Japan)」が今年より、ドーピング検査を設けたコンテスト「ナチュラル・リージョナル」と「ナチュラル・プロクオリファイア」をスタートさせた。

ナチュラル・プロクオリファイアで最多のエントリーが集まったmen’s Physique部門

【フォト】ナチュラル・プロクオリファイアのオーバーオールチャンピオンたち

FWJは鮮やかな演出などを含めたショー的な要素を持つこと、そしてボディビル世界最高峰の舞台「ミスターオリンピア」に続く大会として人気を博してきた団体であり、新たな取り組みは業界へ大きなインパクトを与えた。

なお、「ナチュラル・リージョナル」とは国内で開催される大会。「ナチュラル・プロクオリファイア」はリージョナル大会に出場した選手を対象に、IFBB PRO LEAGUEのプロカードを獲得するための舞台だ。

4月5日にはナチュラル・リージョナルの初回大会「WEST TOKYO CHAMPIONSHIPS」が開催され、多くの選手が参戦。会場には報道各社や他団体で活躍する選手も足を運び、注目度の高さが際立った。

その後は5つのリージョナル大会を経て、12月12日-13日の「Nutrimuscle Presents World Legends Classic 2025」内でナチュラル・プロクオリファイアを開催(12日は年間最後のリージョナル大会)。エントリーが1名だったWomen’s Physiqueを除く部門でオーバーオール優勝者が決定し、激戦を制した5名にナチュラル・プロカードが贈呈された。

新たに生まれた舞台で今後、どのような戦いが展開されていくのか。2026年の動向にも注目していきたい。