ファッションモデルとして活動中のNaoが、さまざまなフィットネスを体験するこの企画。「ほどよい筋肉を身にまとった美しい体=美ボディ」を実現するエクササイズを実際に体験してレポートします! 今回は「ピラティス」に挑戦。最近忙しくて体のメンテナンスをしたい…というNaoが、心と体を整えに行ってきました!
今回おじゃましたのは、basiピラティス 中目黒スタジオ。中目黒駅から7分程度、すぐそばに目黒川が流れる穏やかな場所にスタジオがあります。
今回、指導してくださるインストラクターはMusashiさん。自分で自身の身体を動かす喜びを感じてもらえるレッスンを心がけている、とのことです。
さて、さっそくレッスン開始といきたいのですが、そもそもピラティスとは?というところを簡単にお伝えしておきましょう。
ピラティスは、いわゆる筋トレのように「負荷」を加えて強くするものではなく、身体と心の「コントロール」を基本的な要素とする体幹・コア中心のエクササイズです。どれだけ正しく行なうかという「質」を重視し、現状の身体が持っている能力を十分に発揮出来るように、習慣化している身体の使い方を修正しながら鍛えていきます。
また、もともとは、1920 年代に、ドイツ人従軍看護師Joseph Hubertus Pilates(ジョセフ・ピラティス)がリハビリを目的として生み出した開発したエクササイズです。どちらかというと女性が行なうもの、というイメージがあるかもしれませんが、開発者のピラティスさんは男性であり、最近では野球やサッカー、テニス選手など男性アスリートも取り入れているとのことです。
インナーマッスルを強化して体幹が引き締まり、美しい姿勢になれる。さらに誰にでもできるとなると、決して女性のためのエクササイズではないことがわかります。
★より詳しくピラティスを知りたい場合は⇒こちら
なお、ヨガのようにマットで行なう「マットピラティス」が一般的に知られていますが、今回Naoは、専用マシンを使った「マシンピラティス」に挑戦します。basiピラティス中目黒スタジオには、ベッドにスプリング、滑車、ウェイト、ヒモなどが備わったさまざまなピラティス専用マシンが用意されており、一人一人の目的に合わせた効果的なトレーニングができるようになっています。
「身体の筋肉を使いやすくちょうどよい負荷をかけることで正しい身体の使い方を学ぶことができます。ピラティスはもともとリハビリから始まったものなので、あおむけの状態でも足を鍛えることができるようになっているんです。マットだと、重力を自分で支える必要がありちょっと大変で、マシンのほうが動きの幅が広がり使いやすいという方もいらっしゃいますね。もちろんマットの良さもありますので、自分に合わせて組み合わせてやっていく方が多いです」とMusashiさん。
さて、いよいよレッスンスタートです。
ちなみに今日のNaoの調子は……?
「背骨の真ん中あたりが反っている感じがしています。座っていることのほうが最近は多いので、腰が曲がってきているというか。あと、昨日歩きすぎてちょっと足の筋肉痛が……。なので、そのあたりを調整できればと思います」
まずは、吐きながら前屈、下で吸って吐いて戻ってくる。この呼吸がとても大切。呼吸により体中に新鮮な酸素を送ることで、筋肉はもちろんのこと、内臓・神経・脳など、体全体が活性化します。ピラティスでは、正しい呼吸を覚え、常に止めないようにしてエクササイズを行なっていきます。
さぁ次回はいよいよマシンを使ったエクササイズに挑戦していきます。
文/木村雄大 撮影/須﨑竜太
【取材協力】
basiピラティス 中目黒スタジオ
〒153-0042東京都目黒区青葉台2−20−14 青和ビル3F
●東急東横線・日比谷線 中目黒駅 徒歩7分
●東急田園都市線 池尻大橋駅 徒歩7分