瓦割り女子アナはなぜ生まれたのか? 堀江聖夏が語る“150万再生”の舞台裏




いつの頃からか、空手とはおおよそ縁がなさそうな女性の瓦割りのショート動画がバズり始めた。1秒足らずで15枚近くの瓦を割ってしまう彼女の名は、“日本一強いアナウンサー”堀江聖夏(ほりえ・みな)。フリーアナウンサー、教育者という顔を持ち、空手の師範の資格も持つ多才な彼女に迫るインタビュー、全3回の第2回はバズりまくっている瓦割りのお話を。

写真/本人提供

【フォト】赤のチャイナ服に身を包んだ堀江聖夏

地元の瓦割り道場の取材をきっかけにバズ動画が生まれた

第1回で語られている通り、堀江聖夏は小学校から続けていた空手を高校3年生でやめている。しかし、瓦割りのショート動画がバズった背景には、空手との再会があった。

「大学時代にケーブルテレビ品川のお仕事をさせていただいたんです。当時両親が北品川で天ぷら屋を営んでいて、その関係で。それで戸越銀座にある瓦割り道場に取材に行きまして、そのときに撮ったTikTokがバズったんですよね。9年前ですね、まだTikTokも入ってきたばかりで、バズるという言葉もなかった時代です」

当時の150万回再生というのは、すさまじいバズり方だった。しかし、この1本の動画を上げた後放置してしまうのだが(笑)、3年ほど前に再び戸越銀座に行った際の瓦割りをした動画が更なるバズを生み、多くの人々に堀江聖夏の名が知れ渡ることになる。

「それからですね、いろいろパターンを変えて瓦割りをしています。最初は洋服だったんですが、その後空手の道着を着て、そして今のチャイナ服ですね」

以前の動画では、堀江はグローブをつけて思い切り腕を振り上げ“力”で瓦を割っている。しかし、今は最小限の動きで“気”で瓦を割る片手寸勁(かたてすんけい)という方法で割っている。

「片手寸勁はしっかりと練習しましたね。手の動きではなくて、下半身から持ってくる動きと肩甲骨を使って割るんです。石井東吾さんという、ジークンドーのインストラクターでもある先生に教えていただきました」

現在、堀江の瓦割りの記録は16枚。しかもハイヒールを履いて、だ。2026年中に20枚に到達したいというが、たまに失敗することもあるという。

「結構失敗はしていて…失敗した動画の方が伸びるんですよね、ツッコミを入れたくなるんでしょうかね(笑)。(ハイヒールは)気づいていただいて嬉しいです。やっぱり足が盛れるので、あえて選んでやっています(笑)」

動画を見ながらプランクしたりブルガリアンスクワットをしたりする

写真/本人提供

その堀江の体力つくりのルーティーンはどのようなものだろうか。

「毎日30分は運動をしようと決めています。今は、週3のキックボクシングに加えて、石井さんの道場でも教えてもらっています。あとは宅トレですかね。結構びっくりされるんですけど、テレビやサブスクチャンネルを見るときはプランクしながらです(笑)。きつくないレベルではやっているんですけど、一石二鳥なので。プランクが疲れたら、ブルガリアンスクワットやランジをしながら見ることもあります」

寒い季節以外では、犬の散歩でもかなり歩いているという。

「1万歩くらい歩くようにしています。(筆者「犬にも付き合ってもらうんですか?」)そうです(笑)。2万歩の時期もありましたね」

瓦割りというとひとりで黙々と訓練するイメージだが、もともと堀江は組手派だという。

「小学生のときには、空手の組手で全国大会で優勝したこともあるんです。もともとは組手が大好きで、今も試合をしたいくらい(笑)。今やっているキックボクシングの練習はひとりでするタイプのものなんですが、1回試合を組んだらいいんじゃないんですか?とその施設の方に提案したこともあります。(組手は)痛いんですけど、そのときに出るアドレナリンが忘れられなくて…もう一回(試合を)やりたいなと思いますね」(1月30日朝7時公開の第3回に続く)