「仕事辞めました」ボディビル日本一・扇谷開登が消防士卒業、筋肉道へ一本化




ボディビル日本チャンピオンの扇谷開登が自身のYouTubeチャンネルにて、「仕事辞めました」と題した動画を投稿した。

【フォト&ムービー】退職理由を語る筋肉怪獣・扇谷

神奈川県内で消防士として働きながら、トレーニングや大会出場を重ねてきた扇谷。身長175cmに体重90kg超、腕回り51cmという驚異のバルクで“ホモサピエンスの最高傑作”と称されてきた男だ。2024年のボディビルデビューからグイグイと成績を伸ばし、昨年はついに日本男子ボディビル選手権で優勝、日本一の栄冠を手にした。

動画の中で扇谷は、3月末で退職してことを報告。その理由については以下のように話している。

「ありがたいことにトレーニング関係の仕事の依頼を受けることが増えてきましたが、公務員という立場上、副業が難しく全てお断りしてきました。その中で、『どうしてもやりたい。このチャンスを逃したくない』と思える仕事のお話をいただいたんです。『報酬を受け取らなくてもいいからやりたい』ってくらいに思って相談し、上司も役所などに掛け合ってくれたのですが、そのような前例がなくやはり難しいという結論に。そこで上司に、消防の職は区切りを付けたいと伝えました」

さらにこう続ける。

「そこで引き止めてくれるのかなって思ってたところ、『そうだよな、俺でも消防の仕事をやめるわ』って言ったんです。『次のステップに行け』と後押ししてくれるのだと僕は受け止めて、決断することができました」

現職の環境と仲間たちに感謝の言葉を述べつつ、実際にはまだ消防の仕事を続けたいという思いは残しながらも、新たな道へ進むと決めた扇谷。すでに日本一という称号は手に入れたが、理想はまだその先にあり、世界の舞台での活躍も期待される。

「『消防職員・扇谷開登は代わりはいるけど、ボディビルダー・扇谷開登の代わりはいない』という言葉もいただきました。今は、いったん無職です。でもなんでもやるので、お仕事の依頼待ってます。とにかく今は、めちゃくちゃ筋トレして、めちゃくちゃご飯食べて、めちゃくちゃ寝て…めちゃくちゃマッチョになろうって思いだけ。それだけしか決めてません。今、めちゃくちゃ調子良いんで、ビックリさせようと思ってますよ」

日本一の筋肉を持つ男が、新たな一歩を踏み出した。

文・写真/木村雄大