フィットネスにもAI化の波 スマホ1台で歪み解析からトレーニングメニュー生成まで完結




近年、あらゆる業界で急速な進化を遂げているAI(人工知能)。テキスト生成や画像作成といったデジタル領域に留まらず、現在では私たちの健康管理や身体データの解析など、よりリアルなライフスタイルに寄り添う実用的なフェーズへと移行しています。

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そんなAI化の波は、もちろんトレーニング&フィットネス業界にも波及しています。日本最大の国際スポーツ・健康産業専門展「SPORTEC2026」(7月8日~7月10日)の会場にもAI関連のブースが数多く出展されました。

その中でVITUP!編集部が注目したのが、筑波大学発のベンチャーが開発した最先端の姿勢分析アプリ「Sportip Pro」(スポーティップ プロ)です。

「Sportip Pro」は、スマートフォンやタブレットで撮影した身体の映像をAIが瞬時に分析し、歪みや部位ごとの問題点、さらには姿勢から推定される将来的な身体の負担・不良姿勢のリスクまでを可視化してくれるというもの。それだけでなく、アプリ内に登録された膨大なデータベースの中から、解析結果に応じて、その人に適したトレーニングメニューをAIが提案。メニューの提案から実施後のデータ評価・記録まで、このアプリひとつで完結します。

AIが身体各部の位置関係や姿勢・動作のバランスを詳細に分析し、客観的なデータから一人ひとりに合った運動メニューを提案してくれるのは心強いポイント。自分の身体の課題が細かく可視化されれば、納得感を持ってトレーニングに励むことができ、効率的なボディーメイクや健康維持にも役立ちそうです。

ブースは商談をする人々で賑わっていた

すでにジムや整骨院など全国1,000以上の施設で導入されており、現場での指導や施術に大いに役立っているとのこと。ブースの担当者である上田さんは、「高性能で正確な分析を、その場で瞬時にできるところが一番の強みです。すでに導入された施設の方からは、業務効率化につながったという声もいただいています」と胸を張ります。

今後はフィットネス分野に留まらず、医療・介護を含む幅広い領域で、さらなる活用拡大を目指しているとのこと。現在は事業者向けの展開が中心ですが、いつか個人でも手軽に使える通常のアプリとしてリリースされれば、セルフケアの常識がまた一つ変わりそうです。日々のトレーニングはもちろん、健康や美容を支えてくれるパートナーになってくれるでしょう。