「準優勝で周りの方に申し訳ない…」気合いと気迫のマスキュラーポーズで存在感見せる専修大の雄「全日本学生ボディビルではチャンピオンをぶっ倒します」




120人超がステージに立つ中で準優勝となれば、多くの学生は喜びの言葉を伝えるものである。だが、「第66回関東学生ボディビル選手権大会」(9月20日、東京・ルネこだいら)で片井蓮仁(かたい・れんと/専修大3年)は、「申し訳ない気持ちでいっぱいです」と悔しさの言葉を繰り返した。

【フォト】気合のこもったマスキュラーポーズに会場騒然

2023年の全高校生ボディビル選手権で優勝し、ボディビルを続けられる将来を求めて専修大学に入学した片井。1年目はピックアップ審査落ち、2年目は不出場、3年目の今年は本気で優勝を狙ってきた。

「自分の中ではずっと優勝を狙っていて。一番は来週の全日本学生で、(昨年優勝の)久野清照君を倒して勝ちたいというのがあり、今日もそんなに調整はせずに、あくまで1週間後に向けて調整していく形でやってきました。それでも勝てるはずと思って今日は出てきたので、準優勝という結果に終わってしまい、お世話になった先輩やジムの方、友人、親とか、いろんな人に申し訳ないという気持ちが大きいです」

それほどの思いがあるのは、一度はボディビルから離れることも考えた過去があったからだ。

「去年は減量の途中でキレ食いをしてしまって、気持ち的にもうボディビルに出ることはないと思っていました。でも、いつもお世話になっている周りの方々が奮い立たせてくれて今年もう一度やってやろうと思うことができたので…申し訳ないですね」

順位は2位。腕の部分賞を獲得したものの、「自己肯定感が高いわけではないので、どこが強いとかはあまりないのですが」と話しつつ、得意とするモストマスキュラーポーズでも優勝した岡野陸(東京大4年)に屈して賞の獲得には至らず。ただ、だからこそ1週間後に向けてさらに一段と火が着いたのではないだろうか。

「来週に向けて、摂取カロリー量を上げていくのか、いったん下げて週の後半から上げていくのか…それは周りの方と相談しながら決めていきます。自分の中では、今日負けてしまった岡野君には絶対にリベンジしたいですし捲ってやろうという気持ちです。そして、久野君も出てくると思うので、絶対にぶっ倒します」

注目の学生No.1決定戦は、9月27日に東京大学安田講堂にて開催される。