【バズーカ岡田流】ピンチをチャンスに変える家トレ #03 ~上半身のメニュー~




外出自粛中の筋肉の衰えを防ぐ、いや、むしろレベルアップを狙うバズーカ岡田先生による集中講義! 今回は上半身のメニューを紹介していただきます。

上半身のメニューの基本は腕立て伏せです。

馴染みの深い種目ですが、姿勢が崩れると効果が半減してしまいますので、フォームを重視して行ないましょう。

また、手の幅や体の角度を変えることで負荷のかかる部分が変わってきます。ノーマルな腕立て伏せだけでなく、デクライン、インクラインを加えれば、より迫力のある大胸筋をつくることができます。

 

・プッシュアップ

両手を肩幅より少し広く開き、胸が床につくかつかないかのところまで下げ、ヒジが伸びるまで上げる。頭からカカトまで真っすぐになるように。できない人は両ヒザをついてもOK。








 

・デクラインプッシュアップ

イスに両足を置いて行なう腕立て伏せで、大胸筋上部を鍛えられる。ヒジを曲げ、胸が床につくスレスレまで下ろし、ヒジが伸びるまで上げる。腰が反らないように注意。








 

・インクラインプッシュアップ

イスをふたつ並べて座面に手を置き、イスとイスの間に体を沈める腕立て伏せ。両ヒジの角度が90°になるまで体を下ろし、持ち上げる。大胸筋下部が鍛えられる。








岡田隆(おかだ・たかし)
1980年、愛知県出身。日本体育大学准教授。JOC強化スタッフ(柔道)、柔道全日本男子チーム体力強化部門長。日本体育大学大学院体育学科研究科修了。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。自身もウエイトトレーニングの実践者として2014年にボディビルコンテストに初挑戦。デビュー戦となった東京オープン選手権大会70kg級で優勝を果たす。2016年には日本社会人選手権大会を制し、日本選手権大会にも出場。また、日本体育大学バーベルクラブの顧問を務めており、『第54回全日本学生ボディビル選手権』(2019年)では団体、個人全てにおいて優勝に導いた。骨格筋評論家として「バズーカ岡田」の異名でテレビ、雑誌等多くのメディアで活躍中。『ビジネスパーソンのための筋肉革命 体と人生が変わる最強かつ最高のメソッド70』(KADOKAWA)、『マンガでわかる 脂肪だけを狙って落とす!除脂肪ダイエット』(ナツメ社)、『栄養で筋肉を仕上げる!無敵の筋トレ食』(ポプラ社)など著書多数。
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