第24回目のエクササイズは、オーバーヘッド・スクワットです。
上半身がどんなに強くても、下半身がグラグラしていては、スムーズな動きはできません。全身を上手くコントロールすることが、体づくりや怪我の予防には必要です。
ぜひチャレンジしてみてください。
■オーバーヘッド・スクワット〜上半身と下半身をコントロールする〜
【動作】
① 足を肩幅に開き、ストレッチポール(または傘や棒でもOK)を持ちます。
② お尻を後方へ引き下げながら、同時にバンザイします。
③ 元の位置へ戻ります。
④ 繰り返し行ないます。
15回
【効果】
下半身と上半身を同時に動かすことで、全身のコントロールを目指します。また、股関節や肩周囲の柔軟性を高め、お尻や背中の引き締めにも効果が期待できます。
【実施上の注意点】
・ 肩に痛みがある人は、過去の記事(第17~20回)を参考に行ないましょう。
・ 膝がつま先より前に出過ぎないように注意しましょう。
・ 膝が左右に倒れないように、つま先と同じ方向へ向けます。
・ 背中が丸くならないように姿勢を保ちます。
指導=黒木博幸
協力=一般社団法人 Educate Movement Institute
黒木博幸(くろぎ・ひろゆき)
1985年⽣まれ。宮崎県出⾝。福岡医健専⾨学校卒業。専⾨学校卒業後、整⾻院で体のコンディションを整える⼿技を学び、2008 年より本格的にフリーのトレーナーとして活動をスタート。様々なトレーニング⽅法や理論を学ぶなかで、ピラティス、ヨガのボディワークに興味を持ち、ニーズに合わせたプログラム指導を提供する。現在、一般の方からアスリート、アーティストに対しての体づくりをサポートしている。NSCA-CPT(NSCA 認定パーソナルトレーナー)、Core Performance Yoga CPY® /Athlete Pilates AP™アドバンストレーナー(⼀般社団法⼈Educate Movement Institute 認定)、1ッ星栄養コンシェルジュ®(⼀般社団法⼈ ⽇本栄養コンシェルジュ協会)、ViPR 認定インストラクター。