「自分は周りにいる自分よりもすごい人たちを見て、憧れを抱きながらコンテストに出場していたのに、今回は自分が優勝することができたことにとにかく驚いています」
そう話すのは、11/15(日)に開催された、SUPER BODY CONTEST(SBC)による第2回目のオンラインコンテストとしてニコニコ生放送(ニコ生)とコラボした『SUPER BODY CONTESTイベント“ニコ生でスパボ2”』にて、見事に女子の頂点に立った龍神真未だ。
コロナ禍で誕生した新たなコンテストである“ニコ生でスパボ”。今回は2回目の開催となったが、龍神は7月に行なわれた第1回大会にも参加。しかしながら、5人中4位と悔しい結果に終わったことで、今回はそのリベンジマッチとなった。
「自分が映っている映像を見ていると、『この動きちょっと嫌やわぁ』とか、『ここがもう少しこうなれば……』とか思うところがたくさんありました。今回は絶対にそれを克服したいと思って、出場を決めたんです」
具体的には、下半身に課題があると自ら分析する。
「私はずっと下半身がコンプレックスで、脚が太くてゴツくて、メリハリもない下半身だったんです。なので今回の大会に向けては、そこを絶対に直したいと思ってやってきました。オンラインのレッスンとかに参加してみたり、これまでしたことないようなトレーニングを取り入れたことで、少しボディラインに変化が出てきたことで、結果につながったのかもしれません」
そんな龍神がボディメイクにおいて意識していることは、「生活の中にちょっとしたトレーニングを取り入れる」ことだと話す。普段は主婦であり、仕事もある中でなかなか時間が取れない。だからこそ、ちょっとした隙間時間が大切なのだ。
「普段からなかなか自分の時間を捻出できない難しさがあります。まとまったトレーニングの時間をなかなか取れないので、細切れで、ちょっと空いた時間にトレーニングするというような形でやっているんです。だからこそ、今回は7月と11月と2回大会に出場しましたが、そこに向けていきなりゼロから頑張るというわけではなく、普段やってておいたところから、大会に向けて“ちょっと頑張る”という感じ。そういう意味では、大会に向けた調整で難しさはありませんでした。今回はVRコンテストで優勝することができたので、来年は、SBCのリアルコンテストでのグランプリを目指したいと思います」
取材・文・写真/木村雄大