第42回目はスパイン・ツイストをご紹介します。
腰痛の原因の一つに胸や背中の硬さがあります。脊柱がスムーズにねじることができないと、腰に負担がかかってしまうのです。
デスクワークが多い方や、腰にストレスを感じる方は是非取り組んでみて下さい。
■スパイン・ツイスト〜脊柱をねじって腰痛を軽減〜
【動作】
① 座位になり、両足は肩幅に開いて伸ばす。
② 骨盤から頭頂を真っ直ぐに保ち、両手は肩の高さに左右に開く。
③ 息を吸って、吐きながら視線を左手に向け、首、胸の順番に左側にねじる。
④ 息を吸いながら正面に戻し、反対も行なう。
⑤ 繰り返し行なう。
左右交互に10回
【効果】
下半身を安定させ、体幹部をねじることで、ウェストの引き締めや姿勢改善に効果的です。また、胸や背中の柔軟性を高め、腰や肩への負担を軽減します。
【実施上の注意点】
・骨盤が後方へ倒れてしまう場合は、膝を曲げます。
・背骨を捻る際に背中が丸くならないように、常に真っ直ぐに保ちます。
・腰がねじれないように、胸や首のねじりを意識します。
指導=黒木博幸
協力=一般社団法人 Educate Movement Institute
黒木博幸(くろぎ・ひろゆき)
1985年⽣まれ。宮崎県出⾝。福岡医健専⾨学校卒業。専⾨学校卒業後、整⾻院で体のコンディションを整える⼿技を学び、2008 年より本格的にフリーのトレーナーとして活動をスタート。様々なトレーニング⽅法や理論を学ぶなかで、ピラティス、ヨガのボディワークに興味を持ち、ニーズに合わせたプログラム指導を提供する。現在、一般の方からアスリート、アーティストに対しての体づくりをサポートしている。NSCA-CPT(NSCA 認定パーソナルトレーナー)、Core Performance Yoga CPY® /Athlete Pilates AP™アドバンストレーナー(⼀般社団法⼈Educate Movement Institute 認定)、1ッ星栄養コンシェルジュ®(⼀般社団法⼈ ⽇本栄養コンシェルジュ協会)、ViPR 認定インストラクター。