第49回目はフロント&サイドプランク・ローテーションをご紹介します。
このエクササイズでは、通常のプランクに加えて、サイドプランクを交互に行ないます。動きの中で肩や肩甲骨、股関節も使われるため、体幹部をバランスよく鍛えることができます。
是非、継続して取り組んでみてください。
■フロント&サイドプランク・ローテーション〜動ける体幹をつくる〜
【動作】
①肩の下に肘を置き、胸の下で握りこぶしを作る。
②頭から踵まで真っ直ぐに保ち、足は肩幅に開く(フロントプランク)。
③体を左に向け、左肘は天井へ、踵は右に倒して横向きにする(サイドプランク)。
④②のポジションに戻り、逆向きも行なう。
⑤各3〜5秒キープし、交互に10回を目安に行なう。
【効果】
・体幹の強化、ウエストの引き締め、臀部と太ももの引き締め、肩や肩甲骨、股関節の安定性向上
【実施上の注意点】
・どのポジションでも腰が反らないように、お尻の位置や骨盤の傾きに注意して行なう。
・ローテーションの際は背骨が捻れないように姿勢を保ち、肩や股関節の動きをコントロールする。
指導=黒木博幸
協力=一般社団法人 Educate Movement Institute
黒木博幸(くろぎ・ひろゆき)
1985年⽣まれ。宮崎県出⾝。福岡医健専⾨学校卒業。専⾨学校卒業後、整⾻院で体のコンディションを整える⼿技を学び、2008 年より本格的にフリーのトレーナーとして活動をスタート。様々なトレーニング⽅法や理論を学ぶなかで、ピラティス、ヨガのボディワークに興味を持ち、ニーズに合わせたプログラム指導を提供する。現在、一般の方からアスリート、アーティストに対しての体づくりをサポートしている。NSCA-CPT(NSCA 認定パーソナルトレーナー)、Core Performance Yoga CPY® /Athlete Pilates AP™アドバンストレーナー(⼀般社団法⼈Educate Movement Institute 認定)、1ッ星栄養コンシェルジュ®(⼀般社団法⼈ ⽇本栄養コンシェルジュ協会)、ViPR 認定インストラクター。