7/18(日)に千葉・青葉の森公園芸術文化ホールにて開催されたSuper Body Contestの千葉大会(CHIBA08)。今年から新設されたTREND部門の女子Champion of the show(総合優勝)に、古賀真理愛が輝いた。
「開幕戦のさいたま大会(3/20開催)では2位でとても悔しかったので、今回はどうしても優勝したい、そう思って出場しました。思い通りの結果が得られて、とにかく嬉しいです」
さいたま大会では2位となったものの、優勝した森尾真己との差はわずかなもの。しかし、その悔しさは涙をこぼしてしまうほどのものであった。そんな時に彼女の支えとなったのが、愛する息子だったと話す。
「私が泣いてしまったときに、息子が『また勝てるから大丈夫だよ』って言ってくれて。だから、次は負けられないと思いました。この子は走るのが好きでランニングスクールに通っているのですが、運動会でいつも1位なのに、今年は1位をとれなかったんです。私もさいたま大会では優勝することはできなかったのですが、今回優勝する姿を見せることができました。諦めないことの大切さを伝えることができたんじゃないかと思っています」
開幕戦から約4ヶ月、弱点であった腕や肩を強化することでつかんだ、頂点の座。しかし、これで彼女の挑戦が終わったわけではない。2週間後に行われる東京大会(TOKYO 09)、そして今回の戴冠で手に入れた、全国大会であるTOKYO FINAL(12月開催予定)をすでに見据えている。
「まだまだ優勝したい思いを持っています。今日はステージですごく緊張してしまって、震えてしまったんです。それは今日の反省点なので、今後に向けては、身体づくりはもちろん、そこも改善してポーズをとれるようにしていきたいと思います」
家族の支えを武器に、さらなる進化を遂げた古賀真理愛の姿を次のステージで必ず見せてくれるだろう。
文・写真/木村雄大