今回のニュースまとめでは東京2020オリンピックにまつわるスポーツニュースをまとめてお届けします。
侍ジャパン悲願達成! 【野球】
7日に行なわれた、野球の決勝戦では、日本代表が宿敵・米国を2-0で下し、公開競技だった1984年ロサンゼルス大会以来37年ぶり、正式競技となってからは初となる金メダルを獲得した。また、今大会のMVPには東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手が選ばれた。
スケートボード・パークで四十住さくらが金 開心那が銀 【スケートボード】
本体から新競技となったスケートボードの女子パークで、19歳の四十住(ヨソズミ)さくら選手が金メダルを獲得した。また、12歳の開心那(ヒラキココナ)選手が銀メダルを獲得し、スケートボードの女子ストリートで金メダルを獲得した13歳の西矢椛(モミジ)選手を抜いて日本選手で史上最年少メダリストとなった。
女子団体は銀、男子団体は銅メダルを獲得 【卓球】
5日に行なわれた卓球女子団体決勝戦。石川佳純選手、伊藤美誠選手、平野美宇選手の3人で絶対王者・中国に挑んだ。日本は、0-3で中国に敗れたたものの、女子団体で2大会ぶりの銀メダルをもたらした。12年・ロンドン大会の銀、16年・リオデジャネイロ大会の銅に続く五輪3大会連続のメダルとなった。また、同日行なわれた卓球男子団体3位決定戦では、水谷隼選手、張本智和選手、丹羽孝希選手の3人が3-1で韓国を破り銅メダルを獲得した。前回のリオデジャネイロ大会に続いて2大会連続のメダルとなる。
体操男子・鉄棒の橋本大輝が今大会2つ目の金メダル。 【体操】
3日、体操の男子種目別鉄棒の決勝があり、橋本大輝選手が金メダルを獲得した。同種目でのメダルは2004年アテネ大会・銅メダルの米田功選手以来4大会ぶりとなる。金は1984年ロサンゼルス大会の森末慎二選手以来9大会ぶり。橋本選手は団体総合の銀、史上最年少優勝を果たした個人総合の金に続き、今大会3個目のメダル。また、1日には体操男子種目別あん馬の萱和磨選手、体操女子種目別決勝の床運動で2017年世界選手権覇者の村上茉愛選手がそれぞれ銅メダルを獲得した。
中国の蘇炳添が準決勝で衝撃のアジア新を記録 【陸上男子100メートル】
1日に行なわれた陸上男子100メートル準決勝第3組で、中国代表の蘇炳添選手が100メートルでのアジア記録を更新する9秒83を叩き出した。その後、全体の1位で進んだ中国勢として初の決勝の舞台では、9秒98で6位に終わり、悲願のメダル獲得はならなかった。
陸上100M決勝でイタリア勢初の金メダリストが誕生 【陸上男子100メートル】
1日に行なわれた陸上の男子100メートルの決勝は、イタリアのラモントマルチェル・ヤコブス選手が欧州新記録となる9秒80を記録し、イタリア人男性として初の陸上100メートルでの金メダル獲得となった。2位は9秒84でアメリカ代表のフレッド・カーリー選手。3位は9秒89でカナダ代表のアンドレ・ドグラス選手だった。欧州勢が優勝したのは1992年イングランドのリンフォード・クリスティ選手以来となる。
男子走り高跳びでは金メダリストが2人に… 【陸上・男子走り高跳び】
陸上男子走り高跳びでは2人の金メダリストが誕生した。1日に行なわれた決勝では、カタール代表のムタズエサ・バルシム選手とイタリア代表のジャンマルコ・タンベリ選手の2人がそろって2メートル37を跳び、両選手はトップのままこれ以上の競技を続ける意思がないことを表明し競技を終え、2つの金メダルが生まれた。
田中亮明、入江に続き、男子フライ級日本勢61年ぶりメダルを獲得! 【ボクシング】
5日のボクシング男子・フライ級の準決勝に挑んだ日本の田中亮明選手は、フィリピンの選手に惜しくも0-5の判定負けを喫した。3位決定戦が行なわれないため、銅メダルを獲得。今大会ではすでに、女子フェザー級の入江聖奈選手が金メダル、女子フライ級の並木月海選手が銅メダルを獲得している。
レスリングで金メダルラッシュ! 【レスリング】
レスリングは4日連続で金メダルを獲得するという“ゴールドラッシュ”となった。まず4日に川井友香子選手が女子62㎏級で金メダルを獲得したのを皮切りに、翌5日は友香子選手の姉・川井梨紗子選手が57㎏級で前回のリオ大会に続く連覇を達成。目標としていた姉妹での金メダル獲得に成功した。6日には女子53㎏級で向井真優選手が決勝で中国の龐倩玉選手に0対4からの逆転勝ちで優勝。7日は男子フリースタイル65㎏級で乙黒拓斗選手が男子では唯一となる金メダルを獲得。同日、女子50㎏級では須﨑優衣選手が全試合無失点優勝で金メダルラッシュを締めくくった。
男子競歩では2大会連続でのメダル獲得 【競歩】
陸上男子20キロ競歩で池田向希選手が銀メダル、山西利和選手が銅メダルを獲得した。競歩でのメダル獲得は前回のリオデジャネイロ大会・男子50キロ競歩に続き2大会連続となった。なお、金メダルを勝ち取ったのはイタリアのマッシモ・スタノ選手。