ひとくちに減量と言っても一般的なダイエットからスポーツにおける減量まで、その目的によってアプローチ法もさまざまだ。ここではボディビルなどともまた違う、現役格闘家の減量を公開。3月21日に試合を控えるダイキ・ライトイヤー選手(修斗GYM神戸)の協力のもと、試合当日までのリアルな体の変化をリポートする。
3.21修斗後楽園大会まで、あとわずか。世界ランカー(8位・後藤丈治/TRIBE TOKYO MMA)との対戦を控えるダイキの調整も、いよいよ最終段階に入っている。ここでは通常体重が71~72㎏の選手の減量を経ての体の推移、そして今回は試合に向けての意気込みも合わせてお届けする。(聞き手・松浦俊秀)
<試合10日前>
3月11日(金)
【食事】
・朝(144kcal)/筋肉カステラ1つ(タンパク質8.2g、脂質2g)、コーヒー
・昼(約500kcal)/オートミール40g(キムチ、ちりめん、納豆)、鶏胸肉40g(100g食べる予定が残っていなかった)、温野菜(水菜、ちりめん、にんじん、芋、ブロッコリー)、茹で卵1つ
・夜(約550kcal)/オートミール40g、鶏胸肉100g、煮卵1つ、ジャガイモ50g、キムチ、ちりめん
・間食(230kcal)/デーツ50g (約8粒)、茹で卵、バナナ
・ラントレ前/羊羹(エネルギー不足を感じたため)
・練習後/プロテイン(マイプロテイン1杯)
・就寝前/グルタミンを飲んで就寝
【練習】
・仕事→フィジカルトレーニング(全身軽めに)、デッドリフト→ジム(打撃練習)→ラントレ→サウナ
【コメント】
「タイミング的にたまたま鶏胸肉やオートミールが続いていますが、その日嫁が用意してくれている材料や体調で食べる物は少し変わります。なので魚、肉、米も全然食べます。あと飲まないイメージもあるかもしれませんが、水も4L以上は飲んでいます」