ポイントはお尻。S字ボディラインに磨きをかけた長谷川由稀がモノキニ部門の女王に輝く【Super Body Contest SHIZUOKA 02】




5/15(日)に静岡・しずぎんホールにて開催されたSuper Body Contest(SBC)の静岡大会(SHIZUOKA 02)。2019年に初めて開催され、今年で4年目を迎えるSBCはこの2022年、「EVOLUTION」をテーマに掲げ、新たなチャレンジを実施。その一つが、前回の埼玉大会で初めて行なわれた、女子のモノキニを着用する「COLLECTION部門(SBC MONOKINI)」だ。

ビキニとワンピースの中間とも言えるこのモノキニは、前からはワンピースに見えるコスチュームであり、筋量やカットは求められないが、よりアウトラインの美しさが審査対象となる。この静岡大会では、CHARM(女子18歳~39歳)・MONARCH(女子40歳~年齢無制限)の2階級で11人が参戦し、CHARMクラス優勝を果たした長谷川由稀が、当部門のChampion of the show(総合優勝)に輝いた。

「今大会は私自身初めてのコンテストで、SBC部門にもエントリーしましたが、どちらかと言えばより意識したのはモノキニですね。ポージングでサイドから見た時のS字ラインがきれいに見えるように、お尻の鍛え方は意識しましたし、ポージングもかなり練習しました」

コンテスト初挑戦でいきなり総合優勝を手に入れた長谷川だが、普段は愛知県の歯科医院に勤務。「ダイエットを一人でやってきて、その成果を何かの形に残したいなと思ってコンテストを調べて行く中で、SBCを見つけて出てみようと思った」のが挑戦の理由であり、トレーニングやポージング練習に加え、「歯医者さんは座って仕事をするので、その時にろっ骨を意識した呼吸にも気を使っています」と、普段の細やかな意識の積み重ねが、今回の戴冠につながったようだ。

今後は、地元の愛知での大会を経て、12月に開催される全国大会(SBC FINAL)を見据えて、さらに磨きをかけていくことになる。

「もともとは7/31のラグーナテンボスでの大会に出ようと思っていて、その前に一度、近いところで経験しておこうと思い、今回の静岡大会に出場しました。11月の愛知大会も考えています。12月のFINALまでには、もっときれいな目線や指先の使い方ができるように取り組んで、また観客のみなさんを魅了したいと思います」

 

取材・文・写真/木村雄大