アニメ・マンガ好きの人々で賑わう一大イベント「コミックマーケット100」(8月13日~14日)が東京ビックサイトにて開催された。同イベントはサークルによる販売会だけでなく、多くのコスプレイヤーが参加することでも知られている。そこでVITUP! 編集部がコミケに出陣し、筋肉自慢・スタイル自慢のコスプレイヤーに取材を敢行した。インタビュー9人目は人気ゲーム「モンスターハンター」の装備に身を包んだ雨氷うひょさんに話を聞いた。
適度な運動がコスプレの活動を支えている
――コスプレ歴は24年ということで、始めるきっかけはどういったところからなのでしょう?
「学生時代から元々興味はあって、なかなか始める機会を見つけることができなかったのですが、就職のタイミングで上京して、環境が一変したのが始める大きなきっかけだったなと思います。上京後は知り合いがいなかったので、コスプレイベントに参加して知り合いをつくることができればなという軽い気持ちで始めることができました」
――初めて行なったコスプレはどのようなものだったのでしょうか?
「当時流行っていたゲーム・『ストリートファイターEX』のキャラクターであるスカロマニアです。当時は今より痩せていて、体型維持とかを意識せずにコスプレしていました」
――では今は、昔よりは体づくりを意識されている?
「そうですね。年齢も40代後半なので、健康維持という意味で少しずつ筋トレをするようになりました。腕立て伏せは50回を超えるようになりましたし、合わせて行なっているスクワットのおかげで、昔負ったヒザのケガも回復するようになりました」
――適度な運動が活動の継続と、ケガのケアを支えているのですね。
「はい。おかげで、コミケにはほぼ毎回参加することができていますし、コミケのような長時間移動するイベントでも問題なく活動できるようになったのは大きいです」
――では、最後に活動面での今後の目標を教えてください。
「好きだからこそ24年続けてこられたところもあるので、今後は「やれるまでやる」を目標に、無理なくマイペースにイベントに参加し続けていければと思います」
雨氷うひょさん(Twitter:@UhyoYoko)
取材・文・写真/中野皓太