キックボクサーのぱんちゃん璃奈が、8月上旬に自身のSNSで『3ヶ月後に再びバキバキになるぱん』なる企画をスタートさせた。現在は今年4月に負った左膝前十字靭帯断裂からの復帰に向けて、軽い練習を挟みつつリハビリ中心の生活を送っている。「過去最高体重」との自虐をまじえながらも、順調な回復ぶりを見せる『KNOCK OUT』女子2階級制覇王者の現状を追った。
「術後4ヵ月ということで安定期には入りました」
——8月13日に軽くとはいえローキックを蹴ったり、順調にリハビリが進んでいるようですね。
「術後4ヵ月になってできることも増えてきて、リハビリ中心ですけど軽く筋トレ、ボクシングをやっている感じです。と言っても、いつもの2割もできてないですけど(笑)。でも最初の2ヵ月間を思えば何もできなかったので、軽くですけど蹴れたのはよかったですね」
——ケガ前と比べたら、すべての面で2割も戻っていない感じですか。
「そうですね。練習をやっていると言っても、もう何もしていないような感じなので(苦笑)。リハビリや練習を週5~6回なんですけど前に比べたら時間も短いので普段、汗をたくさんかくようになったのが悲しいです」
——左足の感覚はどうですか。
「まだ突っ張りがあるので、まだ自分の足じゃない感じですね。筋力も右足と比べて、やっと半分に戻ったというレベルです。半年で8割まで戻したいと思っているので『術後4ヵ月で半分かー…』って感じです。ただ足を真っすぐ伸ばせるようになりましたし、可動域も左右同じくらいまで戻ってきました。力が加わる屈伸はまだできないんですけど、術後4ヵ月ということで安定期には入りました」