9/11(日)に福岡・パピヨン24ガスホールにて開催されたSuper Body Contest(SBC)の福岡大会(FUKUOKA 08)では、今夏からスタートした新設部門・SBC DENIMが開催され、コンテスト初出場の山本敦也がChampion of the show(総合優勝)の座についた。
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“デニムが似合うカッコイイカラダ”を競うこの競技では、予選審査で、全員が10秒ずつのフリーポーズの時間を与えられるのが特徴の一つ。山本も、「自分のオリジナルな動きで身体を表現したいという思いがあり、デニムの出場を決めました」と話すほど。競技ではあるものの、エンターテイメント性も兼ね備えているSBCのコンセプトを体現しているカテゴリーと言えるだろう。
ステージ上ではバキバキに仕上がったボディで華麗なパフォーマンスを披露した山本だが、「実はもともとぽっちゃりで、85kgくらいあった時期がありました」と、ダイエット目的で数年前にトレーニングを開始したばかり。普段はメーカーの開発職に従事している一般的なトレーニーであり、「カッコイイカラダになりたい」という思いから自分を変え、カラダを変え、この日は金メダルを獲得するところまで駆け上がっていった。
今後は、12月に開催される全国大会「SBC FINAL」を目指して研鑽を積むことになるが、彼がこの福岡大会で得たのはその喜びよりも、感謝の気持ちだったようだ。
「一緒に出場された選手の方は素敵な方ばかりで、そのおかげでステージ上でも楽しく、自分らしいパフォーマンスができたと思います。皆で一緒に素敵なコンテストをつくろうというのを肌で感じながら、今日の一日を過ごすことができました。優勝して嬉しい気持ちもありますが、こういった最高の体験ができるので、またSBCに参加したいと思います」
文・写真/木村雄大