10/1(土)、日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)が主催するフィットネス競技の日本一決定戦「JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2022」(以下、グラチャン)が東京・北とぴあで開催され、ビキニフィットネス女王・安井友梨が大会3連覇を達成した。
先日に神奈川県茅ケ崎市で行なわれた階級別のオールジャパン選手権で163cm超級優勝とオーバーオール優勝を達成していたが、「(9月初旬の)フィットモデルに出場したジャパンオープン選手権からオールジャパンにかけては、正直、自分の中ではコンディションは0点。なんでそんな状態で出てしまったのだろう……と悔かった」と振り返る。事実、オーバーオール審査ではダンシーあずさに1点差に迫られるというギリギリの戴冠であったため、「今回は何としてもベストの状態で臨んで、日本の皆さんに『これなら世界一になれる』と自信を持って世界選手権に送り出していただける姿で出たいと思った」と、2週間弱できっちり仕上げてステージに立つことで栄光を掴んだ。
そんな安井だが、先のフィットモデルでもピンク色のドレスを着用し、このグラチャンでもピンク色のビキニを身にまとった。理由を聞くと、「実はピンクは一番好きな色。一番テンションが上がる色で今年は勝負したいと思った」とのこと。エレガントさが求められるフィットモデルを通じて磨いた女性らしさを、ピンク色とともに見事に表現し、会場に集まった観客を魅了した。
次なる目標は、今月に韓国で行われるIFBB世界選手権だ。
「去年の世界選手権は1点差で準優勝だったので、今年も全力で当たります。今年こそは……と思って応援してくださる皆さんへの感謝の気持ちを胸に、ステージから君が代を流せるように頑張りたいと思います」
日本が誇る美のクイーンは、世界の舞台でその存在感を発揮してくれるだろう。
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