「大会が行われた10/10(月・祝)は自分の誕生日で、自分自身に最高の誕生日プレゼントを送れたと思います」と、初出場でルーキービキニ部門、関東予選のビキニショート部門、そして、ビキニ部門オーバーオールの3冠をはたした三保明日果は喜びを噛みしめていた。
「初出場で3冠」という大きな結果を残せたのは、筋トレを始めた当初からトレーニングを共にしてきた師匠の存在が大きかったと振り返る。
「師匠から誘われてサマスタ出場を決めました。どうせトレーニングをするなら目標をもってやる方が良いなと思って、そこから大会に向けて師匠つきっきりでトレーニングや減量を開始しました」
大会出場に向けての減量も、師匠直伝の指導のおかげで無理なく続けてこられた。
「減量に関しては『食べて絞る』という事を徹底していました。減量ってカロリーを下げるというイメージが強かったのですが、一週間前まで炭水化物も210gくらい摂取していましたし、大会前日まで1500calくらい取っていました。師匠のおかげでストレスフリーにしっかり絞ることができました!」
師匠からの手厚いサポートだけでなく、地元の仲間からの応援も大きな力になった。当日は8名の友人が会場に駆けつけてくれたという。
「地元の応援がめちゃくちゃ力になりました。出場を決めた当初、まだどういう風にポージングするのかもわからない時に、友達の前で見よう見まねでポージングを披露したりして、それを笑いながらもしっかり見てくれたりして(笑)。大会までとにかく暖かく見守ってくれたのは心強かったです」
今回の結果に満足せず、来年からは別の部門で優勝を勝ち取ることを目標に再出発するという。
「来年はビキニではなくベティに挑戦出来たらなと思います。大会を終えて、もっと絞り切りたいっていう気持ちが出てきたのと、やっぱりやるからにはプロ資格をとりたいと思ったので、新しいステージでもいい成績が残せるように頑張りたいです」
取材・文・写真/中野皓太