Super Body Contest(SBC)の京都大会(KYOTO 09)が、10/16(日)に京都・文化パルク城陽にて開催され、今年から新たにスタートした、デニムを着用しての新カテゴリー「SBC DENIM」において、崔勝利がChampion of the show(総合優勝)に輝いた。
このSBC DENIMは、SBCならではの“カッコよさ”を求められる競技。「ジーンズはあくまで私服なので、ワイドすぎる上半身ではなく、それにちょうど合う肩幅に」とSBCヘッドコーチ兼ディレクターの木下智愛氏も話すように、肌の露出が少ないからといって決して基準を緩めるのではなく、明確な基準をもって各地の大会で審査が行われている。
今回の京都大会では、そんなカッコよさを求めて16人の男子選手がエントリー。とくに40歳以上のLEGENDクラスでは、最終の比較審査で3度センターを入れ替えながら進行されるなど、誰が優勝するか見ていてもわからない熱戦が繰り広げられた。
そのような中でLEGENDクラスを制し、39歳以下のEPICクラス優勝の牧原健とのオーバーオール決戦も制したのが崔勝利だ。こんがりボディに独特のゆったりした動きのフリーポーズは、まるで南国からやってた男のよう。もともと「若い頃にビーチで筋肉隆々の方々を見て、カッコいい、近づきたいと思った」ところからトレーニングを始め、SBCへの出場は、代表である村松良一氏とも競技仲間であったことから決めたとのこと。
「団体に拘りません。楽しければいい」と自身のSNSで記しているように、今年のSBC兵庫大会、ラグーナテンボス大会をはじめ、多くのコンテストに出場してきた経験もあり、今後このSBC DENIMを牽引するような存在になるかもしれない。
初開催の8月のSBBF×SBCにはじまり、東京大会、福岡大会、そして今回の京都大会と、それぞれ異なる魅力を持った男がトップに立ってきたSBC DENIM。果たして12月のFINALでは誰がトップに立つのか、すでに楽しみだ。
文・写真/木村雄大