10/10(月・祝)に行なわれたSUMMER STYLE AWARD関東予選。各階級で熱戦が繰り広げられる中、ビキニモデル部門・トールクラスで福浦里紗が優勝を手にした。今年6月の新人類に続き、今回が2度目のサマスタ挑戦となった彼女。肩と背中が弱いという前回大会でのフィードバックを活かし、今大会に向けてトレーニングを積んできた。
「新人類ではずっと緊張していたので、今回は自分なりに楽しむことを意識しました。コンテストはその日限りで終わってしまうので、目一杯楽しもうと思ったんです」
楽しむことを意識すると、自然と表情もほぐれた。前回は笑顔を意識できなかったと振り返るが、今大会では等身大の笑顔でステージに登場。魅力溢れるステージを披露した。
そんな彼女は日頃、トレーナーとしての顔も持っている。かつては本格的なボディメイクをしていたわけではなかったが、SSA PRO・射手矢味香選手のInstagram投稿を見たことが転機となった。
「昔はとにかく細身のスタイルにあこがれていたんですけど、味香さんの投稿を見て価値観がガラッと変わりました。しっかり筋肉がついてメリハリのある体になりたいと思って、ボディメイクを始めました」
そこから本格的なトレーニングに励み筋量をアップ。加えてあこがれの射手矢選手にポージング、ウォーキングの指導を受けるなどの努力を重ねた。今大会での戴冠はまさに努力の結晶だと言えるだろう。
「今後はもっと筋量を増やして、より魅力的な姿でステージに立てるようにがんばります」
あこがれから始まったコンテストへの挑戦。これからも彼女の歩みが止まることはない。
取材・文/森本雄大
写真/中野晧太