Super Body Contest(SBC)の決勝大会となる『SBC 2022 FINAL』が、12/10(土)に埼玉・サンシティ越谷にて開催され、SBC TIGHTのCHARM(女子18歳~39歳)クラスで古田真美が優勝。今年初開催のカテゴリーで、初代女王の座をつかんだ。
このカテゴリーは、立ち上げの中心となったSBCのヘッドコーチでありディレクターである木下智愛も深い思い入れを持っており、審査基準や規定ポーズはもちろん、ステージ登場の際のウォーキング流れ、カテゴリー別に黒と赤に分けられたドレスのカラー、そしてステージをイメージしてオリジナルで制作したBGMと、立ち上げにあたってこだわりぬいた競技である。
キーワードは“砂時計ボディ”。キュっとくびれたウエストからの美しいボディラインが評価さえるカテゴリーであり、肌の露出が少ない分、多くの女子選手にとっても出場しやすいと話しており、古田も今年の東京大会に出場した際には、「普段はこんなに短いスカートを履かないですけど、これを機にミニスカートを履いちゃおうかなと思いました」とコメントしていた。
惜しくも総合優勝決定戦では、東京大会同様にMONARCH(女子40歳~)クラスの木場田佳織に敗れてトップオブトップには立てなかったものの、十分すぎる結果を残した古田。今シーズン、4月の埼玉大会ではSBC部門とTREND部門ではともにカテゴリー4位、8月の東京大会ではSBC部門でカテゴリー4位と上位の評価は得られなかったものの、このTIGHTでは2大会で頂点に立ったことで、自身の身体が「タイトドレスが似合う」ということに、より自信を持てる結果になったのではないだろうか。
彼女が示したように、あるカテゴリーで勝てなくても、他のカテゴリーならチャンスがあるのがSBCの良きところである。2023年は、古田のボディを多くの選手が参考に、それぞれの個性を組み合わせながら、より華やかにステージを盛り上げてくれるはずだ。
文・写真/木村雄大