屈強ボディの尾花優、大海へ漕ぎ出す。「今年は挑戦の年になります」




美ボディ&マッチョが集い、熱戦となった2022年のコンテスト。年が明け、選手たちは今年の闘いにどのような思いを抱いているのだろうか。そこでVITUP!編集部が、昨年活躍した選手たちに取材を敢行。昨年を振り返りつつ、今年の抱負を伺った。今回ご登場いただくのは、昨年のSuper Body Contest FINALで、SBC部門の総合優勝をつかんだ尾花優さん。王道部門を制した男が見据える、2023年の展望とはいったい――。

FINAL優勝を狙いつつ、さらなるステージにも挑戦

――昨年を振り返って、率直にいかがでしたか。

「8月に遭った交通事故の影響で、しばらくは体が思うように動きませんでした。最後の最後まで安心した日はありませんでしたが、厳しい環境の中でやりきったことが自信になったと感じています」

――年末のSBC FINALでは、一昨年は叶わなかった優勝を成し遂げました。

「本当に感無量でした。FINALで優勝するためには、ポージングやボディメイクなど、自分の中でたくさんの改善が必要でした。それらにしっかり向き合って、結果を残せたことがうれしかったです」

Super Body Contest FINAL2022で、SBC部門の総合優勝をつかんだ尾花さん。渾身のガッツポーズ

――ライバルである田中佑樹選手の存在も、大きな力になったかと思います。

「そうですね。田中選手がいなかったら、多分トレーニングに対してここまでストイックになることはできなかったと思います。ライバルの存在に感謝したいですね」

――今年の抱負を教えてください。

「今年はSBC FINALでの連覇を目標に据えつつ、他団体のコンテストにも挑戦する予定です。現状ではJBBFの大会と、マッスルゲートに出ようと思っています」

――それらの大会を目指す理由は?

「マッスルゲートに関しては、広い世界を見てみたいという気持ちでした。JBBFはいろいろな理由があるのですが、ひとつは地元・栃木県でALL JAPAN FITNESS CHAMPIONSHIPS 2023が開催されることです。地方大会に出場して勝ち上がれたら、地元で決勝があるというのがモチベーションになっています。あとは昔から戦ってきたライバルがJBBFにいるので、その選手とまた肩を並べて争いたい気持ちがあります。昨年以上に挑戦の年になりますので、一層気合いを入れてがんばります」

取材・文/森本雄大
写真/木村雄大

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