美ボディ＆マッチョが集い、熱戦となった2022年のコンテスト。年明けから約1ヵ月が経過し、選手は2023年にどのような思いを抱いているのだろうか。そこでVITUP!編集部が、昨年活躍した選手たちに今年の抱負を聞いた。今回ご登場いただくのは、昨年末のSuper Body Contest FINAL2022で、TREND部門とSBC DENIM（ともにLEGENDクラス）の二冠を達成した西澤浩一郎さん。日々輝きを増す50代は、今年もさらなる進化へ突き進む。
ボディコンテストのみならず、活躍の幅をさらに広げていく
――昨年1年間を振り返ってください。
「おかげさまで、自分なりにやり切れた年でした。トレーニングの成果も出たと思いますし、ポージングもコンディションも、ファイナルに向けてうまく調整できました。今までの積み重ねが実り、自分にとって非常にいい節目になったと思います」
――ステージでは、シンプルかつカッコいいポージングが魅力でした。意識して練習されていましたか。
「意識した部分はありました。じつは、自分の中でポージングはあまり得意ではないと思っていまして。木下智愛ヘッドコーチにいろいろ教えていただきながら、磨いてきた形です。磨いたポージングと、とくに腹筋を強化してきた体がうまくかみ合って、結果が現われてうれしいです」
――今年はどのような目標をお持ちですか。
「今年の抱負を一言で言うなら、『現状打破』です。昨年はファイナルで総合優勝をいただきましたが満足せず、さらなる高みを目指して挑戦する年にしたいと思っています」
――目指す高みというのは、どのようなところでしょうか。
「レース競技とコンテストを両立したいと思っています。以前はマラソンやスパルタンレース、トライアスロンなどに出場していたのですが、コロナ禍で中止が相次ぎ、競技から遠ざかっていました。それを機に挑戦したのがボディコンテストでしたので、レースが再開してきた今年は両立を目指したいです。さっそく1月29日（日）に新宿のシティハーフマラソンに挑戦してきました」
――レース競技とボディメイクの両立で、体にも変化が起こるのではないでしょうか。
「経験がなくてわからないのですが、通常コンテストに出る人はオンとオフがあると思います。オフには増量、オンには減量といった形で、本番に向けて体を絞っていきますよね。ただレースが定期的に入ってくると、他の選手のような大幅な体重の増減はなくなると思います。それがコンテストにどう影響するのかはわからないですが、未知のチャレンジという意味でトライしてみようと思います」
――コンテストは今年もSBCに挑戦されるのでしょうか。
「はい。まずは4月に開幕戦が行なわれるので、気合いを入れていきます。去年・一昨年と開幕戦のトレンド部門でグランプリをいただいたので、今年は3連覇目指してがんばります。また、昨年はTREND部門とSBC DENIMでSBC FINALのグランプリをいただきましたので、今年もまた同じ景色を見られるよう、1年間走り抜けます」
取材・文／森本雄大
写真／森本雄大、木村雄大
目指せイケおじ！SBCのNissyこと西澤浩一郎がTREND＆DENIM部門の2冠達成【Super Body Contest 2022 FINAL】
