“筋肉アイドル”才木玲佳、プロレスでも王者として活躍中!




唯一無二の“筋肉アイドル”として、様々なメディアに引っ張りだこの才木玲佳さん。「ムキかわ」(ムキムキしていてかわいい)を標ぼうする彼女は、テレビやステージだけでなく、プロレスのリングでも活躍中。今年2017年8月には、レギュラー参戦している東京女子プロレスでTOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権王座を獲得。まだキャリア1年半ながら、チャンピオンとして防衛ロードを歩んでいる。

11月3日に開催された、東京女子プロレスの新木場大会。メインイベントは才木“選手”が辰巳リカ選手を挑戦者に迎えてのタイトルマッチ。同王座2度目の防衛戦が行われた。

試合はロックアップからハンマーロック、ヘッドロックといったオーソドックスな闘いからスタート。プロレスラーとしての才木選手には、いい意味で“外様感”“お客様感”がない。プロレスのリングに違和感なく馴染み、新人選手特有のぎこちなさもなく、ベテランのような落ち着いた闘いぶりをみせていた。

序盤は辰巳選手の足攻めに苦戦。インディアン・デスロックを仕掛けられ、必死の形相でロープに手を伸ばす。

攻撃に転じた才木選手がキーロック。古典的な技で反撃へ。

トップロープからミサイルキック。空中でのフォームも美しい。

力技のアルゼンチン・バックブリーカー。筋肉アイドルならではの技だ。

しかし、またも辰巳選手につかまり悶絶。序盤に攻められた足を攻撃され苦悶の表情。

だが、最後はシャイニングウィザードからフィニッシュ技のジャックハマーにつないで勝利。2度目の防衛に成功した。

山下実優選手、優宇選手が挑戦を表明。両者は挑戦者決定戦で対戦。きたる2018年1月4日後楽園ホールのメインイベントで、才木選手はその勝者と対戦することになった。

コスチュームに描かれた星。その数は勝利を重ねるたびに増やしていくという。「このコスチュームが星で埋めつくされるくらい防衛していきたい」という才木選手。ムキかわ王者は「イッテンヨン」ではどのような闘いを見せるか。

東京女子プロレス
11月3日 東京・新木場1st.Ring
★TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合(30分一本勝負)
<王者>〇才木玲佳 vs ●辰巳リカ<挑戦者>
15分27秒 片エビ固め
※第4代王者が2度目の防衛に成功。

取材/藤本かずまさ
撮影/やまなか順子‵