新年度の始まり。新たなチャレンジをしてみませんか?【佐久間編集長コラム「週刊VITUP!」第5回】




VITUP!読者の皆様、こんにちは。日曜日のひととき、いかがお過ごしでしょうか? 今日から4月、新年度の始まりです。学校や仕事など、これから新しい環境に踏み出す方、あるいは何か新しい習い事をしようと考えている方もたくさんいることでしょう。

新しいことを始めようとする時は、期待感がある一方で不安を感じることもあるかもしれません。不安を感じる一番の要因は失敗することに対する恐怖だと思います。失敗を恐れるとチャレンジすることが怖くなり、結果、何もやらないという選択をする。そんな経験はありませんか? 「失敗」という字は「敗れて失う」と書きます。これはひどい。字が最悪ですね。これでは誰でも失敗が怖くなってしまいます。

私も新しいこと、初めてのことにチャレンジしてうまくいかなかったことは多々あります。しかし、それを「失敗」とは考えていません。何かに挑戦するということは、失うことではなく、得ることだと思っているからです。すべては経験。そう考えれば何も怖くはありません。何もやらなければどこまでいってもゼロ。ゼロでは何も生み出すことはできません。ずっとゼロでいるくらいならマイナスになったほうがよっぽどマシ、というのが私の考え方。マイナスになっても、それはゼロに戻すための上積み要素を得たと思えばいいのです。

さて、前置きが長くなりましたが、先日、トピックスとして紹介させていただいた通り、“美尻のカリスマ”岡部友さんプロデュースによる『Fitness Angel』が今年も開催されます。このイベントにはコンテスト形式で魅力的なエンジェルを審査する「Show」と、自己磨きを目的とした「Camp」という二つの大きな軸があります。

「Show」は選ばれたファイナリスト15名のみが参加する形になりますが、「Camp」は誰でも参加が可能で岡部さんから直接指導を受けられる絶好の機会。トレーニングの正しい知識を得てもらうために幅広く参加者を募集しているということなので、トレーニング初心者の方でも問題なしです。「間口を広げてトレーニングのことをもっと知ってほしいので、トレーニング初心者の方でもどんどん参加してほしい」と岡部さん。「私には無理」と失敗を恐れて何もやらないのは、本当にもったいないことです。

岡部友さん(左)と昨年の『Fitness Angel』優勝者のアミン・カレダさん

昨年の『Fitness Angel』優勝者のアミン・カレダさんは、人間ドックで「健康のために運動をしたほうがいい」と勧められたことがトレーニングを始めるきっかけでした。当然、トレーニング経験はまったくないところからのスタート。しかも内向的な性格で人前に出ることがとても苦手だったそうです。そんなアミンさんがトレーニング開始からわずか1年で『Fitness Angel』優勝という結果を残せたのは、チャレンジしたからです。失敗を恐れて何もしなければこの結果はありませんでした。現在、アミンさんは本格的にトレーナーになるべく、勉強中とのこと。トレーニングを通じて自分と向き合うことで、新たな道を切り開くことに成功したのです。

現在は“美尻のカリスマ”と呼ばれる岡部さんだって、最初からカリスマだったわけではありません。最初の一歩を踏み出したからこそ、今の姿があるのです。人間は生まれた時は全員が人間初心者です。みんな「やったことのないこと」を乗り越えながら生きてきたはずなんです。字を読み書きできるようになる。自転車に乗れるようになる。九九を覚える…etc。子供の頃は失敗を恐れずに初めてのことに挑戦してきたのに、いつしか失敗が怖くなって挑戦できなくなってしまう。成長するためには挑戦を続けたほうが絶対にいいのです。

『Fitness Angel Camp』へのエントリー受付は4月15日まで。どうしようかな?と悩んでいる方、アントニオ猪木の言葉を思い出してください。「迷わず行けよ、行けばわかるさ」と言っていたじゃないですか。「危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる」。自分の進むべき道は自分で作るものです。元気があればなんでもできる!

イベントの詳細やキャンプへのエントリーはこちらから→https://www.fitnessangel.love/

佐久間一彦(さくま・かずひこ)
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアンの取材を手がける。